ロケ地ツアーマップ作りました。

紫式部センセイは実際の場所をモデルに物語を綴っていたようです。上賀茂神社や野々宮神社などは現存します。
　源氏の造営した大豪邸六条院も平安時代の貴族である河原左大臣の屋敷がモデルとされているようです。その河原左大臣のお屋敷は現在はありませんが現在の京都市の地図に屋敷跡をあてはめることができます。とんでもない広さに驚くばかりです。（東京ドームより広い！）

ちなみに現在の京都御所は南北朝以降の御所だそうで、平安時代の御所（内裏）は現存しません。けれども清涼殿（帝が住んでいた建物）跡や桐壺跡、藤壺跡などの石碑があるようです。桐壺跡から清涼殿跡まで歩いて、「この移動のあいだに源氏ママ桐壺の更衣は嫌がらせを受けたのね」とか、藤壺跡で「ここに藤壺の宮さまが住んでいらしたのね」なんて妄想することができますね。

今は宇治茶で有名ですが、源氏のころはまだお茶は飲まれていないようです。いわゆる「茶道」を広めたのが千利休で戦国時代です。
　逆に源氏の時代、平安時代から現代まで続いているお店があるのです。

O-Matcha

あぶり餅を食べたことがある方いらっしゃいますか？

話は食べ物にそれてしまいましたが、京都にお出かけする機会があったなら、立ち寄られた観光地の近くや気になる箇所にお出かけになってみてください。
　ロケ地ツアーマップがお役に立てたらとっても嬉しいです。
　私も「聖地巡礼」してみたいと思っています。コロナ禍が終息し、以前のように世界中の人たちが訪れる千年の都に。

前回の管理人エッセイは２０２１年の夏に公開しており、「オリンピックが始まりましたね！」なんて書いていました。
　今は２０２１年１２月。そう、年が明けると２０２２年。冬のオリンピックです。東京オリンピックから半年で冬の北京オリンピックなんですね。

　ちょうどそのころ『1000文字源氏物語』も完結する予定なのです。
　親しみやすい GENJI をモットーに楽しく仕上げたいと思っています。

Thanks!