episode 1. 夕顔との出逢い
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 4.年上の彼女と癒しの彼女
源氏物語 第四帖 夕顔
episode 1. 夕顔との出逢い
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter 4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第三帖 空蝉(Chapter 3)まで
源氏宰相中将には元服のときに結婚した正室の葵の上がいますが、他の女性とも付き合っています。(当時は一夫多妻制)
ある時中流階級である受領(今でいう県知事)の妻(空蝉)と一夜を過ごして源氏は彼女に恋をしました。空蝉と付き合いたい、せめてもう一度逢いたいと思う源氏は空蝉の弟を味方に屋敷を訪れますが、空蝉には逃げられてしまいます。彼女は源氏を想いながらも二度と逢おうとはしませんでした。
超ざっくり GENJI
光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴
本章です🎵
(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
Chapter 4. 年上の彼女と癒しの彼女
episode 1.夕顔との出逢い
第四帖 夕顔
源氏17歳 夕顔19歳
六条御息所24歳
~ 心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花 ~
(あなたのいるところだけに光が反射して眩しいのだけれど、もしかしてそこにいらっしゃるのは光源氏の君なの?)
~ 寄りてこそ それかとも見め 黄昏れに ほのぼの見つる 花の夕顔 ~
(だったらもっと近くで見て確かめてみる? 俺のコト)
この女性は源氏が興味を持った花を和歌を書いた扇子にのせる演出でプレゼントしました。
源氏は女性からアプローチされて一気に盛り上がっていますね。この時代、女子から男子に歌を贈る(声をかける)なんて超大胆な行動です。
家柄や身分がわからないカノジョ。もちろん姿を見たこともありません。贈られた歌と扇子から妄想に妄想を重ねて源氏は恋に落ちてしまいました。
🖌Genji Waka Collection
~ 心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花 ~
夕顔の君が源氏宰相中将に贈った歌
~ 寄りてこそ それかとも見め 黄昏れに ほのぼの見つる 花の夕顔 ~
源氏宰相中将が夕顔の君に返した歌
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