episode 1. 愛の歌
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 7.死ぬまで持っていく秘密
源氏物語 第七帖 紅葉賀
episode 1. 愛の歌
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter 7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第六帖 末摘花(Chapter 6)まで
源氏宰相中将は父の妃である藤壺女御を恋慕っており、とうとう一夜を共に過ごした藤壺女御は妊娠してしまいます。
藤壺女御の姪である紫の君とは自宅の二条院で兄妹のように仲良く暮らしています。
頭中将と取り合った姫君の末摘花は少し個性的な容姿でしたが、付き合いを続けることにしました。
超ざっくり GENJI
光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴
本章です🎵
(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
Chapter 7. 死ぬまで持っていく秘密
episode 1.愛の歌
第七帖【紅葉賀】
源氏 18~19歳 紫の君 10歳~11歳
藤壺の宮 23~24歳 葵の上 22歳~23歳
源氏と頭中将が披露した舞の演目は 青海波 といいます。青海波には無限に広がる波のように永遠に幸せが続くという縁起のいい意味があります。実はこのトピックスの背景の模様が青海波という柄です。着物などによく見られる伝統的な和柄です。
~ 物思ふに 立ち舞ふべくも あらぬ身の 袖うちふりし 心知りきや ~
(犯した罪もあなたへの想いもすべての気持ちをこめて踊った僕の気持ちをわかってもらえますか?)
~ から人の 袖ふることは 遠けれど 起ち居につけて あはれとは見き ~
(青海波を中国の人が踊ったのは遠い出来事ですが、私は素晴らしいあなたの舞だけを見つめていました)
大和和紀先生の『あさきゆめみし』をご存じですか? 読んだことはありませんか?
『源氏物語』を漫画で表現されています。とても美しいです。当時のお屋敷の様子や登場人物の衣装などよくわかります。この青海波の踊りのシーン、とても素晴らしいのです。源氏の想い、藤壺の宮さまの想い、源氏の舞に秋の紅葉。機会があったら読んでみてください。おススメですよ。
🖌Genji Waka Collection
~ 物思ふに 立ち舞ふべくも あらぬ身の 袖うちふりし 心知りきや ~
源氏中将がありったけの想いを込めて藤壺の宮に贈った歌
~ から人の 袖ふることは 遠けれど 起ち居につけて あはれとは見き ~
藤壺の宮が自分の想いを抑えながらも源氏中将に贈った歌
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