episode 1. 朧月夜の出逢い
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 8.似た者同士のふたり?
源氏物語 第八帖 花宴
episode 1. 朧月夜の出逢い
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter 8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第七帖 紅葉賀(Chapter 7)まで
藤壺女御と源氏はお互い想い合っていても伝え合うこともできません。やがて藤壺女御は桐壺帝の皇子として若宮を出産します。源氏は陰ながら見守ることになります。
一方、紫の君は自宅の二条院で和歌や琴などを学び、成長しています。
超ざっくり GENJI
光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴
本章です🎵
(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
Chapter 8. 似た者同士のふたり?
episode 1.朧月夜の出逢い
第八帖【花宴】
源氏 20歳 紫の君 12歳
藤壺中宮 25歳 葵の上 24歳
~ 大かたに 花の姿を 美ましかば つゆも心の おかれましやは ~
(後ろめたいことが何もなければ美しいあなたの姿を眺めていられるのに)
~ 照りもせず 曇りもはてぬ 春の夜の 朧月夜に 似るものぞなき ~
(新古今集:大江千里 淡くかすんでいる春の朧月夜が一番の月夜なことだ)
~ 深き夜の あはれを知るも 入る月の おぼろげならぬ 契りとぞ思ふ ~
(こんな深夜の月が好きだなんて俺たち気が合うんじゃね?)
何人目でしょうね。また新しい女の子の登場ですね。宮中での宴会だけれど藤壺の宮さまに直接会えないし、宮さまのお部屋(藤壺)に行っても鍵がかかっていては入れません。一方、弘徽殿は鍵がかかっていません。
「こんな不用心にしてるとマチガイが起きちゃうんじゃね?」
なんて言いながら源氏は弘徽殿に侵入してしまいます。
🖌Genji Waka Collection
~ 大かたに 花の姿を 美ましかば つゆも心の おかれましやは ~
藤壺の宮が源氏を想いひとりつぶやいた歌
~ 照りもせず 曇りもはてぬ 春の夜の 朧月夜に 似るものぞなき ~
弘徽殿にいた女君が諳んじた新古今集の歌
~ 深き夜の あはれを知るも 入る月の おぼろげならぬ 契りとぞ思ふ ~
女君が口ずさんだ歌に返した源氏の歌
GENJI topics5
こっちはいいの?
GENJI topics6
朧月夜さまという生き方
第八帖花宴の主役、朧月夜さんについてのエッセイです。
よかったら覗いてみてください。
topics5 こっちはいいの?
topics6 朧月夜さまという生き方
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