episode 4. 最愛の妻の元へ
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 13.最高のカノジョと最愛のツマ
源氏物語 第十三帖 明石
episode 4. 最愛の妻の元へ
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter 13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第十二帖 須磨(Chapter 12)まで
朱雀帝のお妃である朧月夜との密会を続けていたことがバレてしまいます。朱雀帝の母である弘徽殿大后はここぞとばかりに源氏を失脚させようとしますが、朝廷から罰が下る前に自ら官位を返上して無位無官にて須磨で謹慎生活を送ることにしました。
超ざっくり GENJI
(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々
本章です🎵
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
第十三帖 明石(Chapter 13)第三話(episode 3)まで
最初は源氏との付き合いを拒んでいた明石の君ですが、源氏は半年以上口説いて付き合うことになります。源氏は紫の上に恋人ができたことを伝えると、紫の上は絶望を味わいます。
episode 4. 最愛の妻の元へ
第十三帖【明石】
源氏 27~28歳 紫の上 19歳~20歳
明石の君 18~19歳
~ なほざりに 頼めおくめる ひとことを つきせぬ音にや かけてしのばん ~
(”また逢ったら一緒に弾こう”なんて軽くおっしゃったんでしょうけれど、泣きながらそのひとことだけを信じてあなたを想っているわ)
~ 逢ふまでの かたみに契る 中の緒の しらべはことに 変はらざらなん ~
(また逢える日までの約束に置いていく琴みたいに俺たちの愛情もいつまでも変わらないよ)
明石の君との出会いと別れ、紫の上との再会の巻ですね。
謹慎に行ったはずなのに新しい恋人を作るなんて(しかも子供まで)、紫の上はそうとうショックだったでしょうね。
明石の君にしても、「どうせ明石ココにいるときだけでしょ」と覚悟していたけれど、やっぱり京に帰ってしまうと悲しいし寂しい。
また女の子を泣かすのです。もう何人目なんでしょうね。
第十三帖 明石
Chapter13 最高のカノジョと最愛のツマ
episode1. 須磨から明石へ
episode2. 気になる明石の君
episode3. 最高のカノジョ
episode4. 最愛の妻の元へ
🖌Genji Waka Collection
~ なほざりに 頼めおくめる ひとことを つきせぬ音にや かけてしのばん ~明石の君が明石を離れる源氏に贈った歌
~ 逢ふまでの かたみに契る 中の緒の しらべはことに 変はらざらなん ~
源氏が別れ際に明石の君に贈った歌
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