episode 1. 燃え上がるの? それとも鎮火?

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 27.恋の炎の行方は?
源氏物語 第二十七帖 篝火
episode 1. 燃え上がるの? それとも鎮火?
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
 - chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
 - chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
 - chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
 - chapter5 【若紫】過ちと略奪
 - chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
 - chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
 - chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
 - chapter9 【葵】オンナのオンネン
 - chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
 - chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
 - chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
 - chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
 - chapter14 【澪標】命をかけて……
 - chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
 - chapter16 【関屋】逢えなくても好き
 - chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
 - chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
 - chapter19 【薄雲】永遠の人
 - chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
 - chapter21 【乙女】小さな恋の物語
 - chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
 - chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
 - chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
 - chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
 - chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
 - chapter 27 【篝火】恋の炎の行方は?
 - chapter28 【野分】美しいひとたち
 - chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
 - chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
 - chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
 - chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
 - chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
 
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
 - chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
 - chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
 - chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
 - chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
 - chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
 - chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
 - chapter37 【横笛】親友が遺した想い
 - chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
 - chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
 - chapter40 【御法】消えゆく紫の露
 - chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
 - chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
 
これまでのあらすじ
第二十六帖 常夏(Chapter 26)まで
 源氏が養女として引き取った玉鬘は六条院の暮らしでますます美しく成長し、その将来をどうしたらいいか源氏は悩んでいます。
源氏のライバルである内大臣(元頭中将)も新しく姫を引き取ったのですが、個性的な様子で評判がよくありません。長女の新弘徽殿女御は冷泉帝の中宮になれず、二女の雲居の雁は夕霧との縁談を認めておらず、内大臣の悩みも尽きないようです。
超ざっくり GENJI
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
本章です🎵
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
Chapter 27. 恋の炎の行方は?
 episode 1.燃え上がるの? それとも鎮火?
【超訳】篝火 玉鬘十帖
源氏 36歳 
玉鬘 22歳 
夕霧 15歳 柏木 20歳
~ 篝火に たちそふ恋の 煙こそ 世には絶えせぬ ほのほなりけれ ~
篝火と同じみたいな俺の恋の炎は永遠に消えない心の炎なんだよ)

~ 行方なき 空に消ちてよ かがり火の たよりにたぐふ 煙とならば ~
(それなら空に消してしまってくださいな。篝火の煙と同じものなんでしょう?)

第二十七帖 篝火
Chapter 27 恋の炎の行方は?
 episode 1. 燃え上がるの? それとも鎮火?
 恋の炎のお話です。結婚相手を探しながらも、自分も恋の歌を詠んでしまう。源氏の心境は複雑です。恐らく自分でもどうしたいのかわからないのかもしれませんね。
 玉鬘が上手に源氏をかわせるようになってきていますね。とはいえ源氏との親子以上恋人未満のような関係性を受け入れつつあるようにも見えますね。こちらの心境も複雑ですね。
 友達以上恋人未満ならよく見聞きしますが、親子以上恋人未満はレアケースですよね。
 お母さんの元カレに引き取ってもらって一緒に暮らし始めて芽生えてくる感情。
 お互い大切に思っているけれど、その感情が親子の愛情なのか男女の恋情なのか。
 こんなシチュエーションなかなかないでしょうけれど、漫画やラノベにはあるのかしら?
🖌Genji Waka Collection
~ 篝火に たちそふ恋の 煙こそ 世には絶えせぬ ほのほなりけれ ~
源氏大臣が玉鬘に贈った恋の歌
~ 行方なき 空に消ちてよ かがり火の たよりにたぐふ 煙とならば ~
玉鬘が源氏大臣をかわした歌












			
			
















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