episode 9. 華やかな誕パ
GENJI 【超訳】
Part Ⅱ 幾重にも広がる恋の水紋
Chapter 34-2.さざ波が揺らす心
源氏物語 第三十四帖 若菜上(二)
episode 9. 華やかな誕パ
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter 34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第三十四帖 若菜上(一)(Chapter 34-1)まで
源氏の兄である朱雀院は出家の準備を始めますが、内親王(娘)の女三宮は母親を亡くしており後ろ盾がないので将来を心配しています。
朱雀院は誰かに嫁がせようと考え、源氏に結婚を打診します。源氏は最初は固辞しますが、女三宮が藤壺の宮と血のつながりがあることに気づき結婚を了承してしまいます。この結婚によって紫の上は絶望を味わいます。降嫁してきた女三宮は幼いばかりの姫宮で源氏は早くも結婚を後悔します。
超ざっくり GENJI
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
本章です🎵
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
第三十四帖 若菜上(二)(Chapter 34-2)第三話(episode 8)まで
朱雀院が出家したので妃だった朧月夜は実家に戻ります。懐かしくなった源氏は久しぶりに彼女に逢いにでかけます。一夜を共に過ごした源氏は六条院に戻り紫の上にも復縁の話を打ち明けます。
ただでさえ女三宮との結婚で精神的ダメージを受けていた紫の上は朧月夜との話を聞き泣いてしまいます。紫の上は悲しい和歌ばかり詠んでいますが、女三宮が幼すぎるので源氏の紫の上への想いは増すばかりのようです。
episode 9. 華やかな誕パ
【超訳】若菜上(二)
源氏 40歳 紫の上 32歳
女三宮 14歳
明石の御方 31歳 明石女御 12歳
夕霧 19歳 柏木 24歳
第三十四帖 若菜上(二)
Chapter 34-2 さざ波が揺らす心
episode 6. まさかの元カノ復活?!
episode 7. 再燃する夜? 懲りない朝……
episode 8. 紫の上の魅力
episode 9. 華やかな誕パ
この時代は40歳から10年ごとに長寿を祝う風習があったそうです。
当時は40歳も長寿なんですね。そのお祝いに飾り付けの室礼(インテリア)を4つや40の数にしたり、贈り合う品物も40個などお祝いする年齢にまつわる数で揃えたようです。
源氏の場合はまず最初に養女の玉鬘が40歳のお祝いに六条院を訪れました。(Chapter 34-1. episode 3. 源氏の後悔)
秋になって紫の上が二条院で、こちらも養女の秋好中宮が六条院秋の御殿で、冷泉帝は夕霧を使者にして花散里と夕霧の御殿の夏の御殿で「四十の御賀」を催しました。
大切な人が心をこめて企画する「誕パ」
室礼や衣装やお祝いの舞など華やかな光景だったことでしょうね。
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