GENJI 和歌 Collection Part 2-2(御法~幻)
2022-04-30GENJI 和歌和歌一覧,和歌検索,和歌,リスト,光源氏,源氏物語,紫式部
1日1000文字源氏物語
GENJI 和歌 Collection List
第二部 幾重にも広がる恋の水紋
Part 2-2(御法~幻)
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お気楽お気軽源氏物語ワールドにようこそ!!
「1000文字源氏物語」倶楽部の管理人のりらです。
全54巻の大長編小説の源氏物語。
実は800首あまりの和歌が綴られているのです。
登場人物がそのときの心情を和歌に詠みこんでいるのです。
800首すべてはご紹介できませんが、episode で紹介した和歌リストです。
登場した帖(Chapter)ごとや詠み人別にまとめました。
歌が詠まれたepisodeへのリンクも貼りました。
お好きな和歌、気になる歌を探してみてください。
【超訳】1日1000文字源氏物語
第二部 幾重にも広がる恋の水紋
和歌 Collection リスト
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和歌の登場する episode
【別冊】GENJI で登場した和歌
詠み人別 By characters
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詠み人別 By characters
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登場順 帖ごと(By Chapter)
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ 惜しからぬ この身ながらも 限りとて
薪尽きなん ことの悲しさ ~
紫の上
~ 惜しからぬ この身ながらも 限りとて
薪尽きなん ことの悲しさ ~
紫の上
~ 薪こる 思ひは今日を 初めにして
この世に願ふ 法ぞはるけき ~
明石御方
~ 薪こる 思ひは今日を 初めにして
この世に願ふ 法ぞはるけき ~
明石御方
~ 絶えぬべき 御法ながらぞ 頼まるる
世々にと結ぶ 中の契りを ~
紫の上
~ 絶えぬべき 御法ながらぞ 頼まるる
世々にと結ぶ 中の契りを ~
紫の上
~ 結びおく 契りは絶えじ おほかたの
残り少なき 御法なりとも ~
花散里の君
~ 結びおく 契りは絶えじ おほかたの
残り少なき 御法なりとも ~
花散里の君
~ おくと見る ほどぞはかなき ともすれば
風に乱るる 萩の上露 ~
紫の上
~ おくと見る ほどぞはかなき ともすれば
風に乱るる 萩の上露 ~
紫の上
~ ややもせば 消えを争ふ 露の世に
後れ先きだつ 程へずもがな ~
六条院(源氏)
~ ややもせば 消えを争ふ 露の世に
後れ先きだつ 程へずもがな ~
六条院(源氏)
~ 秋風に しばし留まらぬ 露の世を
たれか草葉の 上とのみ見ん ~
明石中宮
~ 秋風に しばし留まらぬ 露の世を
たれか草葉の 上とのみ見ん ~
明石中宮
~ いにしへの 秋の夕べの 恋しきに
今はと見えし 明け暮れの夢 ~
夕霧大将
~ いにしへの 秋の夕べの 恋しきに
今はと見えし 明け暮れの夢 ~
夕霧大将
~ 古への 秋さへ今の ここちして
濡れにし袖に 露ぞ置き添ふ ~
前太政大臣(元内大臣)
~ 古への 秋さへ今の ここちして
濡れにし袖に 露ぞ置き添ふ ~
前太政大臣(元内大臣)
~ 露けさは 昔今とも 思ほえず
おほかた秋の 世こそつらけれ ~
六条院(源氏)
~ 露けさは 昔今とも 思ほえず
おほかた秋の 世こそつらけれ ~
六条院(源氏)
~ 枯れはつる 野べをうしとや 亡き人の
秋に心を とどめざりけん ~
秋好中宮
~ 枯れはつる 野べをうしとや 亡き人の
秋に心を とどめざりけん ~
秋好中宮
~ 昇りにし 雲井ながらも 返り見よ
われ飽きはてぬ 常ならぬ世に ~
六条院(源氏)
~ 昇りにし 雲井ながらも 返り見よ
われ飽きはてぬ 常ならぬ世に ~
六条院(源氏)
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ 光なき 谷には春も よそなれば
咲きてとく散る もの思もひもなし ~
清原深養父(古今集)
~ 光なき 谷には春も よそなれば
咲きてとく散る もの思もひもなし ~
清原深養父(古今集)
~ 深草の 野辺の桜し 心あらば
今年ばかりは 墨染に咲け ~
上野岑雄(古今集)
~ 深草の 野辺の桜し 心あらば
今年ばかりは 墨染に咲け ~
上野岑雄(古今集)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
~ かりがゐし 苗代水の 絶えしより
うつりし花の 影をだに見ず ~
明石御方
~ かりがゐし 苗代水の 絶えしより
うつりし花の 影をだに見ず ~
明石御方
~ 夏ごろも たちかへてける 今日ばかり
古き思ひも すすみやはする ~
花散里の君
~ 夏ごろも たちかへてける 今日ばかり
古き思ひも すすみやはする ~
花散里の君
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
~ 郭公 君につてなん 古さとの
花橘は 今盛りぞと ~
夕霧大将
~ 郭公 君につてなん 古さとの
花橘は 今盛りぞと ~
夕霧大将
~ 君恋ふる 涙ははても なきものを
今日をば何の はてといふらん ~
中将の君(紫の上の女房)
~ 君恋ふる 涙ははても なきものを
今日をば何の はてといふらん ~
中将の君(紫の上の女房)
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
【別冊】GENJI
topics 37
. キミがいない世界
~ わが宿は 花もてはやす 人もなし
何にか春の 訪ねきつらん ~
六条院(源氏)
~ わが宿は 花もてはやす 人もなし
何にか春の 訪ねきつらん ~
六条院(源氏)
キミなき春
~ 憂き世には 雪消えなむと 思ひつつ
思ひの外に なほぞほどふる ~
六条院(源氏)
~ 憂き世には 雪消えなむと 思ひつつ
思ひの外に なほぞほどふる ~
六条院(源氏)
雪の日の懺悔
~ 植ゑて見し 花の主人も なき宿に
知らず顔にて 来居る鶯 ~
六条院(源氏)
~ 植ゑて見し 花の主人も なき宿に
知らず顔にて 来居る鶯 ~
六条院(源氏)
キミなき二月
~ 今はとて 荒しや果てむ 亡き人の
心とどめし 春の垣根を ~
六条院(源氏)
~ 今はとて 荒しや果てむ 亡き人の
心とどめし 春の垣根を ~
六条院(源氏)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
キミなき三月
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
キミなき四月
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
キミなき五月
~ つれづれと わが鳴き暮らす 夏の日を
かことがましき 虫の声かな ~
六条院(源氏)
~ つれづれと わが鳴き暮らす 夏の日を
かことがましき 虫の声かな ~
六条院(源氏)
~ 夜を知る 蛍を見ても 悲しきは
時ぞともなき 思ひなりけり ~
六条院(源氏)
~ 夜を知る 蛍を見ても 悲しきは
時ぞともなき 思ひなりけり ~
六条院(源氏)
キミなき六月
~ 七夕の 逢う瀬は雲の よそに見て
別れの庭に 露ぞおきそふ ~
六条院(源氏)
~ 七夕の 逢う瀬は雲の よそに見て
別れの庭に 露ぞおきそふ ~
六条院(源氏)
キミなき七夕
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
キミなき八月
〜 もろともに おきゐし菊の 朝露も
ひとり袂に かかる秋かな 〜
六条院(源氏)
〜 もろともに おきゐし菊の 朝露も
ひとり袂に かかる秋かな 〜
六条院(源氏)
キミなき九月
~ 大空を かよふ幻 夢にだに
見えこぬ魂の 行く方尋ねよ ~
六条院(源氏)
~ 大空を かよふ幻 夢にだに
見えこぬ魂の 行く方尋ねよ ~
六条院(源氏)
キミなき十月
~ 宮人は 豊の明りに いそぐ今日
日かげも知らで 暮らしつるかな ~
六条院(源氏)
~ 宮人は 豊の明りに いそぐ今日
日かげも知らで 暮らしつるかな ~
六条院(源氏)
キミなき十一月
~ 死出の山 超えにし人を 慕ふとて
跡を見つつも なほまどふかな ~
六条院(源氏)
~ 死出の山 超えにし人を 慕ふとて
跡を見つつも なほまどふかな ~
六条院(源氏)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
キミなき十二月
~ 春までの 命も知らず 雪のうちに
色づく梅を 今日かざしてむ ~
六条院(源氏)
~ 春までの 命も知らず 雪のうちに
色づく梅を 今日かざしてむ ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
キミなき年末
詠み人別 By Characters
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ 惜しからぬ この身ながらも 限りとて
薪尽きなん ことの悲しさ ~
紫の上
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ 惜しからぬ この身ながらも 限りとて
薪尽きなん ことの悲しさ ~
紫の上
~ 薪こる 思ひは今日を 初めにして
この世に願ふ 法ぞはるけき ~
明石御方
~ 薪こる 思ひは今日を 初めにして
この世に願ふ 法ぞはるけき ~
明石御方
~ 絶えぬべき 御法ながらぞ 頼まるる
世々にと結ぶ 中の契りを ~
紫の上
~ 絶えぬべき 御法ながらぞ 頼まるる
世々にと結ぶ 中の契りを ~
紫の上
~ 結びおく 契りは絶えじ おほかたの
残り少なき 御法なりとも ~
花散里の君
~ 結びおく 契りは絶えじ おほかたの
残り少なき 御法なりとも ~
花散里の君
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ おくと見る ほどぞはかなき ともすれば
風に乱るる 萩の上露 ~
紫の上
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ おくと見る ほどぞはかなき ともすれば
風に乱るる 萩の上露 ~
紫の上
~ ややもせば 消えを争ふ 露の世に
後れ先きだつ 程へずもがな ~
六条院(源氏)
~ ややもせば 消えを争ふ 露の世に
後れ先きだつ 程へずもがな ~
六条院(源氏)
~ 秋風に しばし留まらぬ 露の世を
たれか草葉の 上とのみ見ん ~
明石中宮
~ 秋風に しばし留まらぬ 露の世を
たれか草葉の 上とのみ見ん ~
明石中宮
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ 古への 秋さへ今の ここちして
濡れにし袖に 露ぞ置き添ふ ~
前太政大臣(元内大臣)
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ 古への 秋さへ今の ここちして
濡れにし袖に 露ぞ置き添ふ ~
前太政大臣(元内大臣)
~ 露けさは 昔今とも 思ほえず
おほかた秋の 世こそつらけれ ~
六条院(源氏)
~ 露けさは 昔今とも 思ほえず
おほかた秋の 世こそつらけれ ~
六条院(源氏)
~ 枯れはつる 野べをうしとや 亡き人の
秋に心を とどめざりけん ~
秋好中宮
~ 枯れはつる 野べをうしとや 亡き人の
秋に心を とどめざりけん ~
秋好中宮
~ 昇りにし 雲井ながらも 返り見よ
われ飽きはてぬ 常ならぬ世に ~
六条院(源氏)
~ 昇りにし 雲井ながらも 返り見よ
われ飽きはてぬ 常ならぬ世に ~
六条院(源氏)
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ 深草の 野辺の桜し 心あらば
今年ばかりは 墨染に咲け ~
上野岑雄(古今集)
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ 深草の 野辺の桜し 心あらば
今年ばかりは 墨染に咲け ~
上野岑雄(古今集)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
~ かりがゐし 苗代水の 絶えしより
うつりし花の 影をだに見ず ~
明石御方
~ かりがゐし 苗代水の 絶えしより
うつりし花の 影をだに見ず ~
明石御方
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ 夏ごろも たちかへてける 今日ばかり
古き思ひも すすみやはする ~
花散里の君
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ 夏ごろも たちかへてける 今日ばかり
古き思ひも すすみやはする ~
花散里の君
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
~ 郭公 君につてなん 古さとの
花橘は 今盛りぞと ~
夕霧大将
~ 郭公 君につてなん 古さとの
花橘は 今盛りぞと ~
夕霧大将
~ 君恋ふる 涙ははても なきものを
今日をば何の はてといふらん ~
中将の君(紫の上の女房)
~ 君恋ふる 涙ははても なきものを
今日をば何の はてといふらん ~
中将の君(紫の上の女房)
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
【別冊】GENJI topics 37. キミがいない世界
~ わが宿は 花もてはやす 人もなし
何にか春の 訪ねきつらん ~
六条院(源氏)
【別冊】GENJI topics 37. キミがいない世界
~ わが宿は 花もてはやす 人もなし
何にか春の 訪ねきつらん ~
六条院(源氏)
キミなき春
~ 憂き世には 雪消えなむと 思ひつつ
思ひの外に なほぞほどふる ~
六条院(源氏)
~ 憂き世には 雪消えなむと 思ひつつ
思ひの外に なほぞほどふる ~
六条院(源氏)
雪の日の懺悔
~ 植ゑて見し 花の主人も なき宿に
知らず顔にて 来居る鶯 ~
六条院(源氏)
~ 植ゑて見し 花の主人も なき宿に
知らず顔にて 来居る鶯 ~
六条院(源氏)
キミなき二月
~ 今はとて 荒しや果てむ 亡き人の
心とどめし 春の垣根を ~
六条院(源氏)
~ 今はとて 荒しや果てむ 亡き人の
心とどめし 春の垣根を ~
六条院(源氏)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
~ 泣く泣くも 帰りにしかな 仮の世は
いづくもつひの とこよならぬに ~
六条院(源氏)
キミなき三月
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
~ 羽衣の 薄きに変はる 今日よりは
空蝉の世ぞ いとど悲しき ~
六条院(源氏)
キミなき四月
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
~ 亡き人を 偲ぶる宵の 村雨に
濡れてや来つる 山ほととぎす ~
六条院(源氏)
キミなき五月
~ つれづれと わが鳴き暮らす 夏の日を
かことがましき 虫の声かな ~
六条院(源氏)
~ つれづれと わが鳴き暮らす 夏の日を
かことがましき 虫の声かな ~
六条院(源氏)
~ 夜を知る 蛍を見ても 悲しきは
時ぞともなき 思ひなりけり ~
六条院(源氏)
~ 夜を知る 蛍を見ても 悲しきは
時ぞともなき 思ひなりけり ~
六条院(源氏)
キミなき六月
~ 七夕の 逢う瀬は雲の よそに見て
別れの庭に 露ぞおきそふ ~
六条院(源氏)
~ 七夕の 逢う瀬は雲の よそに見て
別れの庭に 露ぞおきそふ ~
六条院(源氏)
キミなき七夕
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
〜 人恋ふる わが身も末に なりゆけど
残り多かる 涙なりけり 〜
六条院(源氏)
キミなき八月
〜 もろともに おきゐし菊の 朝露も
ひとり袂に かかる秋かな 〜
六条院(源氏)
〜 もろともに おきゐし菊の 朝露も
ひとり袂に かかる秋かな 〜
六条院(源氏)
キミなき九月
~ 大空を かよふ幻 夢にだに
見えこぬ魂の 行く方尋ねよ ~
六条院(源氏)
~ 大空を かよふ幻 夢にだに
見えこぬ魂の 行く方尋ねよ ~
六条院(源氏)
キミなき十月
~ 宮人は 豊の明りに いそぐ今日
日かげも知らで 暮らしつるかな ~
六条院(源氏)
~ 宮人は 豊の明りに いそぐ今日
日かげも知らで 暮らしつるかな ~
六条院(源氏)
キミなき十一月
~ 死出の山 超えにし人を 慕ふとて
跡を見つつも なほまどふかな ~
六条院(源氏)
~ 死出の山 超えにし人を 慕ふとて
跡を見つつも なほまどふかな ~
六条院(源氏)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
~ かきつめて 見るもかひなし 藻塩草
同じ雲居の 煙とをなれ ~
六条院(源氏)
キミなき十二月
~ 春までの 命も知らず 雪のうちに
色づく梅を 今日かざしてむ ~
六条院(源氏)
~ 春までの 命も知らず 雪のうちに
色づく梅を 今日かざしてむ ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
~ 物思ふと 過ぐる月日も 知らぬ間に
年も我が世も 今日や尽きぬる ~
六条院(源氏)
キミなき年末
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ いにしへの 秋の夕べの 恋しきに
今はと見えし 明け暮れの夢 ~
夕霧大将
Chapter 40. 消えゆく紫の露 (御法)
~ いにしへの 秋の夕べの 恋しきに
今はと見えし 明け暮れの夢 ~
夕霧大将
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ 光なき 谷には春も よそなれば
咲きてとく散る もの思もひもなし ~
清原深養父(古今集)
Chapter 41. 思慕、痛恨、後悔、懺悔 (幻)
~ 光なき 谷には春も よそなれば
咲きてとく散る もの思もひもなし ~
清原深養父(古今集)
源氏物語ワールドに いってらっしゃい ✈✈✈
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GENJI 和歌 Collection Part 2-2 40. 御法 ~ 41. 幻
GENJI 和歌 Collection 1. 桐壺 ~ 41. 幻
今までの【超訳】GENJI でご紹介した和歌
231
首
千年前のわたしたちの国の物語
楽しんでいただけたら嬉しいです。
小倉百人一首も【超訳】しています。
話し言葉でお気軽 OGURA
よかったら遊びにきてください。
初心者向けのwebサイト作成&学習備忘録ブログを運営しています。
ブログ作りに関心がある方は遊びにいらしてください。
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