相関図を作ってみました。

源氏のパパ＆ママの恋に始まり、源氏の枚挙にいとまがない（？！）恋愛ストーリー、そして第二十一帖時点では源氏の息子、夕霧くんターン。
なんとも可愛らしい幼なじみハツコイストーリー。
源氏物語にこんなに甘酸っぱいエピソードもあるのですね。
どうもイメージ的に多重恋愛が引き起こす愛憎劇ばかりだと思っていたのですが……。

各帖ごと、登場人物が増えたり関係が変化するタイミングで作ってみました。

この相関図を作成するのが意外と楽しかったのです。 もちろん500 人は載せられませんけれど。
次々登場する源氏くんのカノジョ。
次々増える恋人・夫婦関係のピンクの二重線。
いやぁ、ホントスゴイ……。

光源氏はもちろんフィクションですが、
当時の貴族たちは多重婚。
複数のカノジョや奥さんとのお付き合いってタイヘンじゃないんだろうか……。

それぞれのカノジョや奥サマの好きなもの、欲しいもの
それぞれとした約束
誰にどんな和歌を贈って
誰に何をプレゼントしたのか

覚えているのかしら？
ちゃんとメモっているのかしら？

……。
タイヘンでしょうねぇ。
でも逆に？
毎日ずっと一緒じゃないから
ダンナの留守を楽しんじゃう？
女房さんたちと女子会？

たぶん、現代人感覚で考えるからタイヘンだと思ってしまうんでしょうね。
平安時代の方々にはこれが普通？
どんな風に暮らしていたのでしょう。
女房さんたちと「源氏物語」読んだりしてたのでしょうね。

大評判の人気小説。
新しい帖（巻）が発表されるたびに話題になったのでしょうね。
推しのキャラクターとか見つけたり
エピソードやキャラクターに共感したりしてたのでしょうか。