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episode 2. 花散里は癒しの里

2022-07-21chapter25,第二十五帖,蛍兵部卿宮,玉鬘十帖,玉鬘,花散里,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 25.恋多き父と一途な息子

    源氏物語 第二十五帖 蛍

episode 2. 花散里は癒しの里

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源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第二十四帖 胡蝶(Chapter 24)まで
 源氏の大豪邸六条院は晴れやかな春を迎えます。紫の上と秋好中宮の「春・秋のご自慢」交流は仲良く続いているようです。

 玉鬘たまかずらは紫の上や花散里との交流などを通して心身共に美しく成長しています。都中の公達きんだちから求愛の文や和歌が届きますが、養父の源氏までもが恋愛感情を持ち、玉鬘は動揺してしまいます。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々


GENJI Summary Part1-2 (須磨 ~ 乙女)まとめ

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

本章です🎵

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 25 蛍 恋多き父と一途な息子 

第二十五帖 蛍(Chapter 25)第一話(episode 1)まで
 養女の玉鬘に恋心を打ち明けた源氏ですが、今度は弟の蛍兵部卿宮と玉鬘をとりもとうと玉鬘の部屋に蛍を放つサプライズ演出を仕掛けます。

episode 2. 花散里は癒しの里

【超訳】蛍 玉鬘十帖
源氏 36歳 紫の上 28歳
玉鬘たまかずら夕霧 15歳 柏木 20歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

恋人のような振舞いをするかと思えば、他の男を焚きつけるようなことをする源氏に玉鬘は惑わされて戸惑うばかりだったのよね。
 仮に実のお父さんの内大臣(元頭中将)に娘と認めてもらっているなら、源氏と恋仲になるのもあり得るかもしれないけれど、今現在は源氏が父(養父)で自分は娘(養女)でありながら恋愛関係にあるなんて世間に知れたらどうしよう、って悩んでいるの。

一方の源氏も玉鬘が恐れているような見苦しい関係にしようとは思ってないみたい。ただ玉鬘のことは恋しいと思ってはいて、はたから見ると疑わしいような振舞いもするのよね。でも娘がわりの玉鬘を恋人にしようとはしないで、美しい気持ちだけで彼女を愛そうと自分を自制していたみたいね。

5月の端午の節句に花散里と夕霧が住む夏の町で弓の技を競う催しが行われたの。普段は静かな夏の町だったけれど、この日はとっても賑やかで晴れやかな催し物で見物している女房たちの衣装も美しいの。花散里も夕霧の母親気分で純粋に楽しんでいるみたいね。源氏と花散里は今日の催しに来ていた人たちの話をするの。
「兵部卿宮さまったらあなたより年下なのに老けちゃってるみたい」
 源氏はその意見が当たっていると思いながらも微笑んだだけで否定も肯定もしないの。でも花散里は玉鬘に求婚してきている髭黒右大将のことを褒めたからそれは面白くなかったみたいね。

久しぶりに源氏は花散里のところに泊まるんだけど、花散里はもう若くないので別々に寝ましょって言ったみたい。長い付き合いなのに今でも多くを望まず、控えめで優しい花散里にやっぱり源氏は癒されるのね。

花橘
花橘

「六条院でも目立たないわたしのことを気にかけてくださってどうもありがとう」
 花散里がそんな風に和歌を詠みながら御礼を言うから源氏もぐっとくるのよね。
「いつだって一緒にいるよ。キミと別れたりなんかできないよ」
 気持ちで結ばれているふたりのようね。

梅雨に入り、六条院では女君が女房達と物語を読みあいながら盛り上がっているの。源氏もときどきそんな女子トークに参加しながらも玉鬘に言い寄ったりしているの。
 紫の上も明石の姫君に物語を読み聞かせしてあげているの。姫君が昼寝をしている間に源氏がやってきて、恋愛描写が多かったり、継母が子供をいじめる話なんかは姫君にふさわしくないからとあれこれ指図をするのね。

 自分のことを棚にあげてこんなことを話している源氏を玉鬘が聞いたとしたらどう思うのかしらね?

To be continued ✈✈✈

 源氏が少年のときに出逢った花散里。おそらく一番長い期間源氏と共に生きた女性です。とても控えめでいつも穏やかな花散里。源氏からの信頼度は抜群で夕霧や玉鬘の母親代わりをお願いされています。
「源氏の寵愛ナンバーワン争い」からは距離を置いているけれど、源氏からも夕霧からも大事にされ、夏の町の御殿主。多くを求めないけれど多くの幸せを手にしている花散里。さほど美しくないと容姿の描写がありますが、その性格の良さは際立っていますね。源氏もそんな彼女を好きになったのでしょうか。
 彼女は源氏を始め周りの人に多くの幸せを与えていますね。『情けは人の為ならず』を体現しているような花散里です。

源氏のエバーグリーン
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