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GENJI 和歌 Collection Part 3-2(橋姫~夢浮橋)

2022-04-30GENJI 和歌和歌一覧,和歌検索,和歌,リスト,光源氏,源氏物語,紫式部

1日1000文字源氏物語

GENJI 和歌 Collection List

  第三部 激しく流れる恋の川
        Part 3-2(橋姫~夢浮橋ゆめのうきはし

Let’s enjoy GENJI world comfortably.

Welcome to SenmojiGenji World!!

お気楽お気軽源氏物語ワールドにようこそ!!
「1000文字源氏物語」倶楽部の管理人のりらです。

全54巻の大長編小説の源氏物語。
実は800首あまりの和歌が綴られているのです。
登場人物がそのときの心情を和歌に詠みこんでいるのです。

800首すべてはご紹介できませんが、episode で紹介した和歌リストです。
登場した帖(Chapter)ごとや詠み人別にまとめました。
歌が詠まれたepisodeへのリンクも貼りました。

お好きな和歌、気になる歌を探してみてください。

【超訳】1日1000文字源氏物語

第三部 激しく流れる恋の川

Part 3-2  橋姫 ~ 夢浮橋ゆめのうきはし

和歌 Collection リスト

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和歌の登場する episode

【別冊】GENJI で登場した和歌

詠み人別 By characters

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登場順 帖ごと(By Chapter)

Chapter 45. 若きエリートの悩み (橋姫)

~ 朝ぼらけ 家路も見えず 尋ねこし 
       まきの尾山は 霧こめてけり ~
   薫中将

~ 朝ぼらけ 家路も見えず 尋ねこし 
   まきの尾山は 霧こめてけり ~

  薫中将

~ 雲のる 峰のかけぢを 秋霧の 
       いとど隔つる 頃にもあるかな ~
   大君

~ 雲のる 峰のかけぢを 秋霧の 
   いとど隔つる 頃にもあるかな ~

  大君

~ 橋姫の 心を汲みて 高瀬さす 
       さをの雫に 袖ぞ濡れぬる ~
   薫中将

~ 橋姫の 心を汲みて 高瀬さす 
   さをの雫に 袖ぞ濡れぬる ~

  薫中将

~ さしかへる 宇治の川長かはをさ 朝夕の 
       雫や袖を くたしはつらん ~
   大君

~ さしかへる 宇治の川長かはをさ 朝夕の 
   雫や袖を くたしはつらん ~

  大君


~ 目の前に この世をそむく 君よりも 
       よそに別るる たまぞ悲しき ~
   柏木大納言

~ 目の前に この世をそむく 君よりも 
   よそに別るる たまぞ悲しき ~

  柏木大納言

~ 命あらば それとも見まし 人知れず 
       岩根にとめし 松の生ひすえ ~
   柏木大納言

~ 命あらば それとも見まし 人知れず 
   岩根にとめし 松の生ひすえ ~

  柏木大納言

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 山風に かすみ吹き解く 声はあれど 
       隔てて見ゆる おちの白波 ~
   八の宮

~ 山風に かすみ吹き解く 声はあれど 
   隔てて見ゆる おちの白波 ~

  八の宮


~ 遠近をちこちの みぎはの波は 隔つとも 
       なほ吹き通へ 宇治の川風 ~
   匂兵部卿

~ 遠近をちこちの みぎはの波は 隔つとも 
   なほ吹き通へ 宇治の川風 ~

  匂兵部卿

~ 山桜 にほふあたりに 尋ね来て 
       同じ挿頭かざしを 折りてけるかな ~
   匂兵部卿

~ 山桜 にほふあたりに 尋ね来て 
   同じ挿頭かざしを 折りてけるかな ~

  匂兵部卿

~ 挿頭かざし折る 花のたよりに 山賤やまがつの 
       垣根を過ぎぬ 春の旅人 ~
   中の君

~ 挿頭かざし折る 花のたよりに 山賤やまがつの 
   垣根を過ぎぬ 春の旅人 ~

  中の君


~ 牡鹿をじか鳴く 秋の山里 いかならん 
       小萩が露の かかる夕暮れ ~
   匂兵部卿

~ 牡鹿をじか鳴く 秋の山里 いかならん 
   小萩が露の かかる夕暮れ ~

  匂兵部卿

~ 涙のみ きりふさがれる 山里は 
       まがきに鹿ぞ もろ声に鳴く ~
   大君

~ 涙のみ きりふさがれる 山里は 
   まがきに鹿ぞ もろ声に鳴く ~

  大君

~ 朝霧に 友惑はせる 鹿の音を 
       大方にやは 哀れとも聞く ~
   匂兵部卿

~ 朝霧に 友惑はせる 鹿の音を 
   大方にやは 哀れとも聞く ~

  匂兵部卿

~ 色変はる 浅葱あさぢを見ても 墨染めに 
       やつるる袖を 思ひこそやれ ~
   薫中納言

~ 色変はる 浅葱あさぢを見ても 墨染めに 
   やつるる袖を 思ひこそやれ ~

  薫中納言

~ 色変はる 袖をば露の 宿りにて 
       わが身ぞさらに 置き所なき ~
   大君

~ 色変はる 袖をば露の 宿りにて 
   わが身ぞさらに 置き所なき ~

  大君


~ つらら閉ぢ 駒ふみしだく 山川を 
       しるべしがてら まづや渡らむ ~
   薫中納言

~ つらら閉ぢ 駒ふみしだく 山川を 
   しるべしがてら まづや渡らむ ~

  薫中納言

~ つてに見し 宿の桜を この春に 
       かすみ隔てず 折りて挿頭かざさん ~
   匂兵部卿

~ つてに見し 宿の桜を この春に 
   かすみ隔てず 折りて挿頭かざさん ~

  匂兵部卿

~ いづくとか 尋ねて折らん 墨染めに 
       霞こめたる 宿の桜を ~
   中の君

~ いづくとか 尋ねて折らん 墨染めに 
   霞こめたる 宿の桜を ~

  中の君

Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ 総角あげまきに 長き契りを 結びこめ 
       同じところに りも合はなん ~
   薫中納言

~ 総角あげまきに 長き契りを 結びこめ 
   同じところに りも合はなん ~

  薫中納言

~ きもあへず もろき涙の 玉の緒に 
       長き契りを いかが結ばん ~
   大君

~ きもあへず もろき涙の 玉の緒に 
   長き契りを いかが結ばん ~

  大君


~ よのつねに 思ひやすらん 露深き 
       みちのささ原 分けて来つるも ~
   匂兵部卿

~ よのつねに 思ひやすらん 露深き 
   みちのささ原 分けて来つるも ~

  匂兵部卿

~ さよ衣 着てなれきとは 言はずとも 
       恨言かごとばかりは かけずしもあらじ ~
   薫中納言

~ さよ衣 着てなれきとは 言はずとも 
   恨言かごとばかりは かけずしもあらじ ~

  薫中納言

~ 隔てなき 心ばかりは 通ふとも 
       馴れし袖とは かけじとぞ思ふ ~
   大君

~ 隔てなき 心ばかりは 通ふとも 
   馴れし袖とは かけじとぞ思ふ ~

  大君


~ 中絶えん ものならなくに 橋姫の 
       片敷く袖や 夜半よはに濡らさん ~
   匂兵部卿

~ 中絶えん ものならなくに 橋姫の 
   片敷く袖や 夜半よはに濡らさん ~

  匂兵部卿

~ 絶えせじの わが頼みにや 宇治橋の 
       はるけき中を 待ち渡るべき ~
   中の君

~ 絶えせじの わが頼みにや 宇治橋の 
   はるけき中を 待ち渡るべき ~

  中の君


~ 秋はてて 寂しさまさる もとを 
       吹きな過ぐし みねの松風 ~
   匂兵部卿

~ 秋はてて 寂しさまさる もとを 
   吹きな過ぐし みねの松風 ~

  匂兵部卿

~ ながむるは 同じ雲井を いかなれば おぼつかなさを 
       ~添ふる時雨しぐれぞ ~
   匂兵部卿

~ ながむるは 同じ雲井を いかなれば おぼつかなさを 
   添ふる時雨しぐれぞ ~

  匂兵部卿

~ あられ降る 深山みやまの里は 朝夕に 
       ながむる空も かきくらしつつ ~
   中の君

~ あられ降る 深山みやまの里は 朝夕に 
   ながむる空も かきくらしつつ ~

  中の君


~ おくれじと 空行く月を 慕ふかな 
       つひにすむべき この世ならねば ~
   薫中納言

~ おくれじと 空行く月を 慕ふかな 
   つひにすむべき この世ならねば ~

  薫中納言

~ 恋ひわびて 死ぬる薬の ゆかしきに 
       雪の山には 跡を消なまし ~
   薫中納言

~ 恋ひわびて 死ぬる薬の ゆかしきに 
   雪の山には 跡を消なまし ~

  薫中納言

Chapter 48. 宇治から都へ (早蕨さわらび

~ 君にとて あまたの年を つみしかば 
       常を忘れぬ 初蕨わらびなり ~
   阿闍梨

~ 君にとて あまたの年を つみしかば 
   常を忘れぬ 初蕨わらびなり ~

  阿闍梨

~ この春は だれにか見せん なき人の 
       かたみに摘める 峰のさわらび ~
   中の君

~ この春は だれにか見せん なき人の 
   かたみに摘める 峰のさわらび ~

  中の君


~ 見る人も あらしにまよふ 山里に 
       昔覚ゆる 花の香ぞする ~
   中の君

~ 見る人も あらしにまよふ 山里に 
   昔覚ゆる 花の香ぞする ~

  中の君

~ 袖ふれし 梅は変はらぬ にほひにて 
       ねごめうつろふ 宿やことなる ~
   薫中納言

~ 袖ふれし 梅は変はらぬ にほひにて 
   ねごめうつろふ 宿やことなる ~

  薫中納言

~ 身を投げん 涙の川に 沈みても 
       恋しき瀬々に 忘れしもせじ ~
   薫中納言

~ 身を投げん 涙の川に 沈みても 
   恋しき瀬々に 忘れしもせじ ~

  薫中納言

Chapter 49. 薫の想いと運命の姫君 (宿木やどりぎ

~ よそへてぞ 見るべかりける 白露の 
       契りかおきし 朝顔の花 ~
   薫大将

~ よそへてぞ 見るべかりける 白露の 
   契りかおきし 朝顔の花 ~

  薫大将

~ 消えぬまに 枯れぬる花の はかなさに 
       おくるる露は なほぞまされる ~
   中の君

~ 消えぬまに 枯れぬる花の はかなさに 
   おくるる露は なほぞまされる ~

  中の君


~ またびとに なれける袖の 移り香を 
       わが身にしめて 恨みつるかな ~
   匂兵部卿

~ またびとに なれける袖の 移り香を 
   わが身にしめて 恨みつるかな ~

  匂兵部卿

~ 見なれぬる 中の衣と 頼みしを 
       かばかりにてや かけ離れなん ~
   中の君

~ 見なれぬる 中の衣と 頼みしを 
   かばかりにてや かけ離れなん ~

  中の君


~ かほ鳥の 声も聞きしに かよふやと 
       しげみを分けて 今日ぞ尋ぬる ~
   薫大将

~ かほ鳥の 声も聞きしに かよふやと 
   しげみを分けて 今日ぞ尋ぬる ~

  薫大将

Chapter 50. 翻弄される舟 (東屋)

~ 見し人の かたしろならば 身に添へて 
       恋しき瀬々の なでもにせん ~
   薫大将

~ 見し人の かたしろならば 身に添へて 
   恋しき瀬々の なでもにせん ~

  薫大将


~ 形見ぞと 見るにつけては 朝露の 
       所せきまで ぬるる袖かな ~
   薫大将

~ 形見ぞと 見るにつけては 朝露の 
   所せきまで ぬるる袖かな ~

  薫大将

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 長き世を たのめてもなほ 悲しきは 
       ただ明日知らぬ 命なりけり ~
   匂兵部卿

~ 長き世を たのめてもなほ 悲しきは 
   ただ明日知らぬ 命なりけり ~

  匂兵部卿

~ 心をば 歎かざらまし 命のみ 
       定めなき世と 思はましかば ~
   浮舟

~ 心をば 歎かざらまし 命のみ 
   定めなき世と 思はましかば ~

  浮舟

~ 世に知らず 惑ふべきかな 先に立つ 
       涙も道を かきくらしつつ ~
   匂兵部卿

~ 世に知らず 惑ふべきかな 先に立つ 
   涙も道を かきくらしつつ ~

  匂兵部卿

~ 涙をも ほどなき袖に せきかねて 
       いかに別れを とどむべき身ぞ ~
   浮舟

~ 涙をも ほどなき袖に せきかねて 
   いかに別れを とどむべき身ぞ ~

  浮舟


~ 宇治橋の 長き契りは 朽ちせじを 
       あやぶむ方を 心騒ぐな ~
   薫大将

~ 宇治橋の 長き契りは 朽ちせじを 
   あやぶむ方を 心騒ぐな ~

  薫大将

~ 絶え間のみ 世には危ふき 宇治橋を 
       朽ちせぬものと なほたのめとや ~
   浮舟

~ 絶え間のみ 世には危ふき 宇治橋を 
   朽ちせぬものと なほたのめとや ~

  浮舟


~ (さむしろに) 衣かたしき こよひもや 
       (われを待つらん 宇治の橋姫)~
   詠み人知らず(古今集)

~ (さむしろに) 衣かたしきこよひもや 
   (われを待つらん 宇治の橋姫)~

  詠み人知らず(古今集)

~ 年経ふとも 変はらんものか 橘の 
       小嶋の崎に 契るこころは ~
   匂兵部卿

~ 年経ふとも 変はらんものか 橘の 
   小嶋の崎に 契るこころは ~

  匂兵部卿

~ 橘の 小嶋は色も 変はらじを 
       この浮舟ぞ 行くへ知られぬ ~
   浮舟

~ 橘の 小嶋は色も 変はらじを 
   この浮舟ぞ 行くへ知られぬ ~

  浮舟


~ ながめやる そなたの雲も 見えぬまで 
       空さへくるる 頃のわびしさ ~
   匂兵部卿

~ ながめやる そなたの雲も 見えぬまで 
   空さへくるる 頃のわびしさ ~

  匂兵部卿

~ ながめやる をちの里人 いかならん 
       はれぬながめに かきくらすころ ~
   薫大将

~ ながめやる をちの里人 いかならん 
   はれぬながめに かきくらすころ ~

  薫大将

~ かき暮らし 晴れせぬ峰の 雨雲に 
       浮きて世をふる 身をもなさばや ~
   浮舟

~ かき暮らし 晴れせぬ峰の 雨雲に 
   浮きて世をふる 身をもなさばや ~

  浮舟

~ つれづれと 身を知る雨の をやまねば 
       袖さへいとど かさまさりて ~
   浮舟

~ つれづれと 身を知る雨の をやまねば 
   袖さへいとど かさまさりて ~

  浮舟


~ 波こゆる 頃とも知らず 末の松 
       まつらむとのみ 思ひけるかな ~
   薫大将

~ 波こゆる 頃とも知らず 末の松 
   まつらむとのみ 思ひけるかな ~

  薫大将

~ いずくにか 身をば捨てんと しら知ら・白雲の 
       かからぬ山も なく無く・泣く泣くぞ行く ~
   匂兵部卿

~ いずくにか 身をば捨てんと しら知ら・白雲の 
   かからぬ山も なく無く・泣く泣くぞ行く ~

  匂兵部卿


~ 歎きわび 身をば捨すとも 亡きかげに 
       浮き名流さん ことをこそ思へ ~
   浮舟

~ 歎きわび 身をば捨すとも 亡きかげに 
   浮き名流さん ことをこそ思へ ~

  浮舟

~ からをだに 憂き世の中に とどめずば 
       いづくをはかと 君も恨みん ~
   浮舟

~ からをだに 憂き世の中に とどめずば 
   いづくをはかと 君も恨みん ~

  浮舟

~ のちにまた 逢ひみんことを 思はなん 
       このこの・子のよの夢に 心まどはで ~
   浮舟

~ のちにまた 逢ひみんことを 思はなん 
   このこの・子のよの夢に 心まどはで ~

  浮舟

~ 鐘の音の 絶ゆる響きに 音を添へて 
       わが世尽きぬと 君に伝えよ ~
   浮舟

~ 鐘の音の 絶ゆる響きに 音を添へて 
   わが世尽きぬと 君に伝えよ ~

  浮舟

Chapter 52. 激流の果て (蜻蛉かげろう

~ 忍びや 君もなくらん かひもなき 
       しでのたをさに 心通はば ~
   薫大将

~ 忍びや 君もなくらん かひもなき 
   しでのたをさに 心通はば ~

  薫大将

~ 橘の 匂ふあたりは ほととぎす 
       心してこそ 鳴くべかりけれ ~
   匂兵部卿

~ 橘の 匂ふあたりは ほととぎす 
   心してこそ 鳴くべかりけれ ~

  匂兵部卿


~ ありと見て 手には取られず 見ればまた 
       行方も知らず 消えし蜻蛉かげろう ~
   薫大将

~ ありと見て 手には取られず 見ればまた 
   行方も知らず 消えし蜻蛉かげろう ~

  薫大将

Chapter 53. 流れ着いた舟 (手習)

~ 身を投げし 涙の川の 早き瀬に 
       しがらみかけて たれかとどめし ~
   浮舟

~ 身を投げし 涙の川の 早き瀬に 
   しがらみかけて たれかとどめし ~

  浮舟

~ われかくて 浮き世の中に めぐるとも 
       たれかは知らん 月の都に ~
   浮舟

~ われかくて 浮き世の中に めぐるとも 
   たれかは知らん 月の都に ~

  浮舟

~ はかなくて 世にふる川の 憂き瀬には 
       たづねも行かじ 二本ふたもとの杉 ~
   浮舟

~ はかなくて 世にふる川の 憂き瀬には 
   たづねも行かじ 二本ふたもとの杉 ~

  浮舟


~ なきものに 身をも人をも 思ひつつ 
       捨ててし世をぞ さらに捨てつる ~
   浮舟

~ なきものに 身をも人をも 思ひつつ 
   捨ててし世をぞ さらに捨てつる ~

  浮舟


~ 見し人は 影もとまらぬ 水の上に 
       落ち添ふ涙 とどせきあへず ~
   薫大将

~ 見し人は 影もとまらぬ 水の上に 
   落ち添ふ涙 とどせきあへず ~

  薫大将

Chapter 54. これからの道 (夢浮橋ゆめのうきはし

~ のりの師と 尋ぬる道を しるべにて 
       思はぬ山に 踏み惑ふかな ~
   薫大将

~ のりの師と 尋ぬる道を しるべにて 
   思はぬ山に 踏み惑ふかな ~

  薫大将

【別冊】GENJI
topics 50 . え? 続編?!

~ 里わかぬ 雲居の月の 影のみや 
       美し世の秋に 変はらざるらん ~
   浮舟

~ 里わかぬ 雲居の月の 影のみや 
   美し世の秋に 変はらざるらん ~
  浮舟

~ 古里の 月は涙に かきくれて 
       その世ながらの 影は見ざりき ~
   薫大将

~ 古里の 月は涙に かきくれて 
   その世ながらの 影は見ざりき ~
  薫大将

~ そのままに また我が魂たまの 身に添はで 
       夢かうつつか 分かれだにせず ~
   浮舟

~ そのままに また我が魂たまの 身に添はで 
   夢かうつつか 分かれだにせず ~
  浮舟

詠み人別 By Characters

   薫

Chapter 48. 宇治から都へ (早蕨)

~ 身を投げん 涙の川に 沈みても 
       恋しき瀬々に 忘れしもせじ ~
   薫中納言

Chapter 48. 宇治から都へ (早蕨)

~ 身を投げん 涙の川に 沈みても 
   恋しき瀬々に 忘れしもせじ ~

  薫中納言


Chapter 49. 薫の想いと運命の姫君 (宿木)

~ かほ鳥の 声も聞きしに かよふやと 
       しげみを分けて 今日ぞ尋ぬる ~
   薫大将

Chapter 49. 薫の想いと運命の姫君 (宿木)

~ かほ鳥の 声も聞きしに かよふやと 
   しげみを分けて 今日ぞ尋ぬる ~

  薫大将


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ (さむしろに) 衣かたしき こよひもや 
       (われを待つらん 宇治の橋姫)~
   詠み人知らず(古今集)

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ (さむしろに) 衣かたしきこよひもや 
   (われを待つらん 宇治の橋姫)~

  詠み人知らず(古今集)


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 波こゆる 頃とも知らず 末の松 
       まつらむとのみ 思ひけるかな ~
   薫大将

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 波こゆる 頃とも知らず 末の松 
   まつらむとのみ 思ひけるかな ~

  薫大将


Chapter 52. 激流の果て (蜻蛉)

~ 忍びや 君もなくらん かひもなき 
       しでのたをさに 心通はば ~
   薫大将

Chapter 52. 激流の果て (蜻蛉)

~ 忍びや 君もなくらん かひもなき 
   しでのたをさに 心通はば ~

  薫大将


Chapter 52. 激流の果て (蜻蛉)

~ ありと見て 手には取られず 見ればまた 
       行方も知らず 消えし蜻蛉かげろう ~
   薫大将

Chapter 52. 激流の果て (蜻蛉)

~ ありと見て 手には取られず 見ればまた 
   行方も知らず 消えし蜻蛉かげろう ~

  薫大将


Chapter 53. 流れ着いた舟 (手習)

~ 見し人は 影もとまらぬ 水の上に 
       落ち添ふ涙 とどせきあへず ~
   薫大将

Chapter 53. 流れ着いた舟 (手習)

~ 見し人は 影もとまらぬ 水の上に 
   落ち添ふ涙 とどせきあへず ~

  薫大将


Chapter 54. これからの道 (夢浮橋)

~ のりの師と 尋ぬる道を しるべにて 
       思はぬ山に 踏み惑ふかな ~
   薫大将

Chapter 54. これからの道 (夢浮橋)

~ のりの師と 尋ぬる道を しるべにて 
   思はぬ山に 踏み惑ふかな ~

  薫大将


薫と中の君とのやりとりは中の君編にまとめました。

   匂宮   

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 遠近をちこちの みぎはの波は 隔つとも 
       なほ吹き通へ 宇治の川風 ~
   匂兵部卿

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 遠近をちこちの みぎはの波は 隔つとも 
   なほ吹き通へ 宇治の川風 ~

  匂兵部卿


Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 牡鹿をじか鳴く 秋の山里 いかならん 
       小萩が露の かかる夕暮れ ~
   匂兵部卿

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 牡鹿をじか鳴く 秋の山里 いかならん 
   小萩が露の かかる夕暮れ ~

  匂兵部卿

~ 朝霧に 友惑はせる 鹿の音を 
       大方にやは 哀れとも聞く ~
   匂兵部卿

~ 朝霧に 友惑はせる 鹿の音を 
   大方にやは 哀れとも聞く ~

  匂兵部卿


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ いずくにか 身をば捨てんと しら知ら・白雲の 
       かからぬ山も なく無く・泣く泣くぞ行く ~
   匂兵部卿

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ いずくにか 身をば捨てんと しら知ら・白雲の 
   かからぬ山も なく無く・泣く泣くぞ行く ~

  匂兵部卿


Chapter 52. 激流の果て (蜻蛉)

~ 橘の 匂ふあたりは ほととぎす 
       心してこそ 鳴くべかりけれ ~
   匂兵部卿

Chapter 52. 激流の果て (蜻蛉)

~ 橘の 匂ふあたりは ほととぎす 
   心してこそ 鳴くべかりけれ ~

  匂兵部卿

   大君 & 薫 

Chapter 45. 若きエリートの悩み (橋姫)

~ 朝ぼらけ 家路も見えず 尋ねこし 
       まきの尾山は 霧こめてけり ~
   薫中将

Chapter 45. 若きエリートの悩み (橋姫)

~ 朝ぼらけ 家路も見えず 尋ねこし 
   まきの尾山は 霧こめてけり ~

  薫中将

~ 雲のる 峰のかけぢを 秋霧の 
       いとど隔つる 頃にもあるかな ~
   大君

~ 雲のる 峰のかけぢを 秋霧の 
   いとど隔つる 頃にもあるかな ~

  大君

~ 橋姫の 心を汲みて 高瀬さす 
       さをの雫に 袖ぞ濡れぬる ~
   薫中将

~ 橋姫の 心を汲みて 高瀬さす 
   さをの雫に 袖ぞ濡れぬる ~

  薫中将

~ さしかへる 宇治の川長かはをさ 朝夕の 
       雫や袖を くたしはつらん ~
   大君

~ さしかへる 宇治の川長かはをさ 朝夕の 
   雫や袖を くたしはつらん ~

  大君


Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 涙のみ きりふさがれる 山里は 
       まがきに鹿ぞ もろ声に鳴く ~
   大君

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 涙のみ きりふさがれる 山里は 
   まがきに鹿ぞ もろ声に鳴く ~

  大君

~ 色変はる 浅葱あさぢを見ても 墨染めに 
       やつるる袖を 思ひこそやれ ~
   薫中納言

~ 色変はる 浅葱あさぢを見ても 墨染めに 
   やつるる袖を 思ひこそやれ ~

  薫中納言

~ 色変はる 袖をば露の 宿りにて 
       わが身ぞさらに 置き所なき ~
   大君

~ 色変はる 袖をば露の 宿りにて 
   わが身ぞさらに 置き所なき ~

  大君


Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ つらら閉ぢ 駒ふみしだく 山川を 
       しるべしがてら まづや渡らむ ~
   薫中納言

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ つらら閉ぢ 駒ふみしだく 山川を 
   しるべしがてら まづや渡らむ ~

  薫中納言


Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ 総角あげまきに 長き契りを 結びこめ 
       同じところに りも合はなん ~
   薫中納言

Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ 総角あげまきに 長き契りを 結びこめ 
   同じところに りも合はなん ~

  薫中納言

~ きもあへず もろき涙の 玉の緒に 
       長き契りを いかが結ばん ~
   大君

~ きもあへず もろき涙の 玉の緒に 
   長き契りを いかが結ばん ~

  大君


Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ さよ衣 着てなれきとは 言はずとも 
       恨言かごとばかりは かけずしもあらじ ~
   薫中納言

Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ さよ衣 着てなれきとは 言はずとも 
   恨言かごとばかりは かけずしもあらじ ~

  薫中納言

~ 隔てなき 心ばかりは 通ふとも 
       馴れし袖とは かけじとぞ思ふ ~
   大君

~ 隔てなき 心ばかりは 通ふとも 
   馴れし袖とは かけじとぞ思ふ ~

  大君


Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ おくれじと 空行く月を 慕ふかな 
       つひにすむべき この世ならねば ~
   薫中納言

Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ おくれじと 空行く月を 慕ふかな 
   つひにすむべき この世ならねば ~

  薫中納言

~ 恋ひわびて 死ぬる薬の ゆかしきに 
       雪の山には 跡を消なまし ~
   薫中納言

~ 恋ひわびて 死ぬる薬の ゆかしきに 
   雪の山には 跡を消なまし ~

  薫中納言

  中の君 & 匂宮 
 (中の君 & 薫)

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 山桜 にほふあたりに 尋ね来て 
       同じ挿頭かざしを 折りてけるかな ~
   匂兵部卿

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 山桜 にほふあたりに 尋ね来て 
   同じ挿頭かざしを 折りてけるかな ~

  匂兵部卿

~ 挿頭かざし折る 花のたよりに 山賤やまがつの 
       垣根を過ぎぬ 春の旅人 ~
   中の君

~ 挿頭かざし折る 花のたよりに 山賤やまがつの 
   垣根を過ぎぬ 春の旅人 ~

  中の君


Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ つてに見し 宿の桜を この春に 
       かすみ隔てず 折りて挿頭かざさん ~
   匂兵部卿

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ つてに見し 宿の桜を この春に 
   かすみ隔てず 折りて挿頭かざさん ~

  匂兵部卿

~ いづくとか 尋ねて折らん 墨染めに 
       霞こめたる 宿の桜を ~
   中の君

~ いづくとか 尋ねて折らん 墨染めに 
   霞こめたる 宿の桜を ~

  中の君


Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ よのつねに 思ひやすらん 露深き 
       みちのささ原 分けて来つるも ~
   匂兵部卿

Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ よのつねに 思ひやすらん 露深き 
   みちのささ原 分けて来つるも ~

  匂兵部卿


Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ 中絶えん ものならなくに 橋姫の 
       片敷く袖や 夜半よはに濡らさん ~
   匂兵部卿

Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ 中絶えん ものならなくに 橋姫の 
   片敷く袖や 夜半よはに濡らさん ~

  匂兵部卿

~ 絶えせじの わが頼みにや 宇治橋の 
       はるけき中を 待ち渡るべき ~
   中の君

~ 絶えせじの わが頼みにや 宇治橋の 
   はるけき中を 待ち渡るべき ~

  中の君


Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ 秋はてて 寂しさまさる もとを 
       吹きな過ぐし みねの松風 ~
   匂兵部卿

Chapter 47. 恋の終わりと恋の始まり (総角あげまき

~ 秋はてて 寂しさまさる もとを 
   吹きな過ぐし みねの松風 ~

  匂兵部卿

~ ながむるは 同じ雲井を いかなれば おぼつかなさを 
       ~添ふる時雨しぐれぞ ~
   匂兵部卿

~ ながむるは 同じ雲井を いかなれば おぼつかなさを 
   添ふる時雨しぐれぞ ~

  匂兵部卿

~ あられ降る 深山みやまの里は 朝夕に 
       ながむる空も かきくらしつつ ~
   中の君

~ あられ降る 深山みやまの里は 朝夕に 
   ながむる空も かきくらしつつ ~

  中の君


Chapter 48. 宇治から都へ (早蕨)

~ 君にとて あまたの年を つみしかば 
       常を忘れぬ 初蕨わらびなり ~
   阿闍梨

Chapter 48. 宇治から都へ (早蕨)

~ 君にとて あまたの年を つみしかば 
   常を忘れぬ 初蕨わらびなり ~

  阿闍梨

~ この春は だれにか見せん なき人の 
       かたみに摘める 峰のさわらび ~
   中の君

~ この春は だれにか見せん なき人の 
   かたみに摘める 峰のさわらび ~

  中の君


Chapter 48. 宇治から都へ (早蕨)

~ 見る人も あらしにまよふ 山里に 
       昔覚ゆる 花の香ぞする ~
   中の君

Chapter 48. 宇治から都へ (早蕨)

~ 見る人も あらしにまよふ 山里に 
   昔覚ゆる 花の香ぞする ~

  中の君

~ 袖ふれし 梅は変はらぬ にほひにて 
       ねごめうつろふ 宿やことなる ~
   薫中納言

~ 袖ふれし 梅は変はらぬ にほひにて 
   ねごめうつろふ 宿やことなる ~

  薫中納言


Chapter 49. 薫の想いと運命の姫君 (宿木)

~ よそへてぞ 見るべかりける 白露の 
       契りかおきし 朝顔の花 ~
   薫大将

Chapter 49. 薫の想いと運命の姫君 (宿木)

~ よそへてぞ 見るべかりける 白露の 
   契りかおきし 朝顔の花 ~

  薫大将

~ 消えぬまに 枯れぬる花の はかなさに 
       おくるる露は なほぞまされる ~
   中の君

~ 消えぬまに 枯れぬる花の はかなさに 
   おくるる露は なほぞまされる ~

  中の君


Chapter 49. 薫の想いと運命の姫君 (宿木)

~ またびとに なれける袖の 移り香を 
       わが身にしめて 恨みつるかな ~
   匂兵部卿

Chapter 49. 薫の想いと運命の姫君 (宿木)

~ またびとに なれける袖の 移り香を 
   わが身にしめて 恨みつるかな ~

  匂兵部卿

~ 見なれぬる 中の衣と 頼みしを 
       かばかりにてや かけ離れなん ~
   中の君

~ 見なれぬる 中の衣と 頼みしを 
   かばかりにてや かけ離れなん ~

  中の君

   浮舟 薫 匂宮 

Chapter 50. 翻弄される舟 (東屋)

~ 見し人の かたしろならば 身に添へて 
       恋しき瀬々の なでもにせん ~
   薫大将

Chapter 50. 翻弄される舟 (東屋)

~ 見し人の かたしろならば 身に添へて 
   恋しき瀬々の なでもにせん ~

  薫大将


Chapter 50. 翻弄される舟 (東屋)

~ 形見ぞと 見るにつけては 朝露の 
       所せきまで ぬるる袖かな ~
   薫大将

Chapter 50. 翻弄される舟 (東屋)

~ 形見ぞと 見るにつけては 朝露の 
   所せきまで ぬるる袖かな ~

  薫大将


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 長き世を たのめてもなほ 悲しきは 
       ただ明日知らぬ 命なりけり ~
   匂兵部卿

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 長き世を たのめてもなほ 悲しきは 
   ただ明日知らぬ 命なりけり ~

  匂兵部卿

~ 心をば 歎かざらまし 命のみ 
       定めなき世と 思はましかば ~
   浮舟

~ 心をば 歎かざらまし 命のみ 
   定めなき世と 思はましかば ~

  浮舟

~ 世に知らず 惑ふべきかな 先に立つ 
       涙も道を かきくらしつつ ~
   匂兵部卿

~ 世に知らず 惑ふべきかな 先に立つ 
   涙も道を かきくらしつつ ~

  匂兵部卿

~ 涙をも ほどなき袖に せきかねて 
       いかに別れを とどむべき身ぞ ~
   浮舟

~ 涙をも ほどなき袖に せきかねて 
   いかに別れを とどむべき身ぞ ~

  浮舟


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 宇治橋の 長き契りは 朽ちせじを 
       あやぶむ方を 心騒ぐな ~
   薫大将

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 宇治橋の 長き契りは 朽ちせじを 
   あやぶむ方を 心騒ぐな ~

  薫大将

~ 絶え間のみ 世には危ふき 宇治橋を 
       朽ちせぬものと なほたのめとや ~
   浮舟

~ 絶え間のみ 世には危ふき 宇治橋を 
   朽ちせぬものと なほたのめとや ~

  浮舟


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 年経ふとも 変はらんものか 橘の 
       小嶋の崎に 契るこころは ~
   匂兵部卿

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 年経ふとも 変はらんものか 橘の 
   小嶋の崎に 契るこころは ~

  匂兵部卿

~ 橘の 小嶋は色も 変はらじを 
       この浮舟ぞ 行くへ知られぬ ~
   浮舟

~ 橘の 小嶋は色も 変はらじを 
   この浮舟ぞ 行くへ知られぬ ~

  浮舟


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ ながめやる そなたの雲も 見えぬまで 
       空さへくるる 頃のわびしさ ~
   匂兵部卿

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ ながめやる そなたの雲も 見えぬまで 
   空さへくるる 頃のわびしさ ~

  匂兵部卿

~ ながめやる をちの里人 いかならん 
       はれぬながめに かきくらすころ ~
   薫大将

~ ながめやる をちの里人 いかならん 
   はれぬながめに かきくらすころ ~

  薫大将

~ かき暮らし 晴れせぬ峰の 雨雲に 
       浮きて世をふる 身をもなさばや ~
   浮舟

~ かき暮らし 晴れせぬ峰の 雨雲に 
   浮きて世をふる 身をもなさばや ~

  浮舟

~ つれづれと 身を知る雨の をやまねば 
       袖さへいとど かさまさりて ~
   浮舟

~ つれづれと 身を知る雨の をやまねば 
   袖さへいとど かさまさりて ~

  浮舟


Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 歎きわび 身をば捨すとも 亡きかげに 
       浮き名流さん ことをこそ思へ ~
   浮舟

Chapter 51. 狂い始める恋情 (浮舟)

~ 歎きわび 身をば捨すとも 亡きかげに 
   浮き名流さん ことをこそ思へ ~

  浮舟

~ からをだに 憂き世の中に とどめずば 
       いづくをはかと 君も恨みん ~
   浮舟

~ からをだに 憂き世の中に とどめずば 
   いづくをはかと 君も恨みん ~

  浮舟

~ のちにまた 逢ひみんことを 思はなん 
       このこの・子のよの夢に 心まどはで ~
   浮舟

~ のちにまた 逢ひみんことを 思はなん 
   このこの・子のよの夢に 心まどはで ~

  浮舟

~ 鐘の音の 絶ゆる響きに 音を添へて 
       わが世尽きぬと 君に伝えよ ~
   浮舟

~ 鐘の音の 絶ゆる響きに 音を添へて 
   わが世尽きぬと 君に伝えよ ~

  浮舟


Chapter 53. 流れ着いた舟 (手習)

~ 身を投げし 涙の川の 早き瀬に 
       しがらみかけて たれかとどめし ~
   浮舟

Chapter 53. 流れ着いた舟 (手習)

~ 身を投げし 涙の川の 早き瀬に 
   しがらみかけて たれかとどめし ~

  浮舟

~ われかくて 浮き世の中に めぐるとも 
       たれかは知らん 月の都に ~
   浮舟

~ われかくて 浮き世の中に めぐるとも 
   たれかは知らん 月の都に ~

  浮舟

~ はかなくて 世にふる川の 憂き瀬には 
       たづねも行かじ 二本ふたもとの杉 ~
   浮舟

~ はかなくて 世にふる川の 憂き瀬には 
   たづねも行かじ 二本ふたもとの杉 ~

  浮舟


Chapter 53. 流れ着いた舟 (手習)

~ なきものに 身をも人をも 思ひつつ 
       捨ててし世をぞ さらに捨てつる ~
   浮舟

Chapter 53. 流れ着いた舟 (手習)

~ なきものに 身をも人をも 思ひつつ 
   捨ててし世をぞ さらに捨てつる ~

  浮舟


~ 里わかぬ 雲居の月の 影のみや 
       美し世の秋に 変はらざるらん ~
   浮舟

~ 里わかぬ 雲居の月の 影のみや 
   美し世の秋に 変はらざるらん ~
  浮舟

~ 古里の 月は涙に かきくれて 
       その世ながらの 影は見ざりき ~
   薫大将

~ 古里の 月は涙に かきくれて 
   その世ながらの 影は見ざりき ~
  薫大将

~ そのままに また我が魂たまの 身に添はで 
       夢かうつつか 分かれだにせず ~
   浮舟

~ そのままに また我が魂たまの 身に添はで 
   夢かうつつか 分かれだにせず ~
  浮舟

   柏木   

Chapter 45. 若きエリートの悩み (橋姫)

~ 目の前に この世をそむく 君よりも 
       よそに別るる たまぞ悲しき ~
   柏木大納言

Chapter 45. 若きエリートの悩み (橋姫)

~ 目の前に この世をそむく 君よりも 
   よそに別るる たまぞ悲しき ~

  柏木大納言

~ 命あらば それとも見まし 人知れず 
       岩根にとめし 松の生ひすえ ~
   柏木大納言

~ 命あらば それとも見まし 人知れず 
   岩根にとめし 松の生ひすえ ~

  柏木大納言

   八の宮   

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 山風に かすみ吹き解く 声はあれど 
       隔てて見ゆる おちの白波 ~
   八の宮

Chapter 46. ふたりの恋 (椎本しいがもと

~ 山風に かすみ吹き解く 声はあれど 
   隔てて見ゆる おちの白波 ~

  八の宮

源氏物語ワールドに いってらっしゃい ✈✈✈

bon voyage!!

GENJI 和歌 Collection Part 3-2 45. 橋姫 ~ 52. 蜻蛉

このページでご紹介した和歌
73

GENJI 和歌 Collection   1. 桐壺 ~ 52. 蜻蛉

今までの【超訳】GENJI でご紹介した和歌
309

各セクションごとにまとめてきた和歌Collectionもこれで完結になります。
源氏物語で登場する800首あまりの和歌のうち3分の1くらいをご紹介してきました。

キャラクターの心情を台詞以上に語っているかもしれません。
キャラクターの悦び、哀しみ、虚しさ、嘆き……
(負の感情が多い?)

各セクションごとにまとめた和歌Collectionです。
すべての和歌Collectionの一覧ボタンです。
気になるセクション、パートをまた訪ねてみてください。

各Section,Part の一覧 ~和歌Collection~

【超訳】GENJI
『1000文字源氏物語』

いつでも
 どこでも 
  どなたでも 

参考書、古語辞典必要ナシ
 予備知識必要ナシ
  持ち物は物語への興味と好奇心 (ちょっぴりね(^_-)-☆)

✈✈✈ GENJI を楽しんでいただけますように

源氏物語ワールドに いってらっしゃい ✈✈✈

bon voyage!!

千年前のわたしたちの国の物語
楽しんでいただけたら嬉しいです。

 話し言葉で綴る『1000文字源氏物語』は2021年春から更新してきました。
 源氏物語最終巻【夢浮橋】の【超訳】・和歌Collectionを終え、ひとまずこれで完結となります。
 ここまでお付き合いくださりありがとうございます。
 心から感謝申し上げます。

 【別冊】エッセイや企画ものはまた編集、更新できるかもしれません。
 またお気楽源氏ワールドでお会いできますように。

小倉百人一首も【超訳】しています。
 話し言葉でお気軽 OGURA

 よかったら遊びにきてください。

初心者向けのwebサイト作成&学習備忘録ブログを運営しています。
 ブログ作りに関心がある方は遊びにいらしてください。