episode 2. 花散里は癒しの里
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 25.恋多き父と一途な息子
源氏物語 第二十五帖 蛍
episode 2. 花散里は癒しの里
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter 25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第二十四帖 胡蝶(Chapter 24)まで
源氏の大豪邸六条院は晴れやかな春を迎えます。紫の上と秋好中宮の「春・秋のご自慢」交流は仲良く続いているようです。
玉鬘は紫の上や花散里との交流などを通して心身共に美しく成長しています。都中の公達から求愛の文や和歌が届きますが、養父の源氏までもが恋愛感情を持ち、玉鬘は動揺してしまいます。
超ざっくり GENJI
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
本章です🎵
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
第二十五帖 蛍(Chapter 25)第一話(episode 1)まで
養女の玉鬘に恋心を打ち明けた源氏ですが、今度は弟の蛍兵部卿宮と玉鬘をとりもとうと玉鬘の部屋に蛍を放つサプライズ演出を仕掛けます。
episode 2. 花散里は癒しの里
【超訳】蛍 玉鬘十帖
源氏 36歳 紫の上 28歳
玉鬘夕霧 15歳 柏木 20歳
源氏が少年のときに出逢った花散里。おそらく一番長い期間源氏と共に生きた女性です。とても控えめでいつも穏やかな花散里。源氏からの信頼度は抜群で夕霧や玉鬘の母親代わりをお願いされています。
「源氏の寵愛ナンバーワン争い」からは距離を置いているけれど、源氏からも夕霧からも大事にされ、夏の町の御殿主。多くを求めないけれど多くの幸せを手にしている花散里。さほど美しくないと容姿の描写がありますが、その性格の良さは際立っていますね。源氏もそんな彼女を好きになったのでしょうか。
彼女は源氏を始め周りの人に多くの幸せを与えていますね。『情けは人の為ならず』を体現しているような花散里です。
源氏のエバーグリーン
物語の癒しスポット
topics 20 心のオアシス
エバーグリーンな彼女
源氏の恋物語のバックグラウンド
移ろう季節の美しさ
topics 21 うっとり美しい情景描写
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