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episode 1. 朧月夜の出逢い

2022-07-21chapter8第八帖,花宴,朧月夜,和歌,青海波,禁断の恋,光源氏,源氏物語,紫式部,藤壺女御,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 8.似た者同士のふたり?

    源氏物語 第八帖 花宴はなのえん

episode 1. 朧月夜の出逢い

Welcome to SenmojiGenji World!!

源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第七帖 紅葉賀(Chapter 7)まで
 藤壺女御と源氏はお互い想い合っていても伝え合うこともできません。やがて藤壺女御は桐壺帝の皇子として若宮を出産します。源氏は陰ながら見守ることになります。

 一方、紫の君は自宅の二条院で和歌や琴などを学び、成長しています。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴

本章です🎵

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 8. 似た者同士のふたり?
 episode 1.朧月夜の出逢い

第八帖【花宴はなのえん
 源氏 20歳 紫の君 12歳
 藤壺中宮 25歳 葵の上 24歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

桜の季節になり、桐壺帝がお花見の宴を開いたの。藤壺中宮さまや、弘徽殿女御こきでんのにょうご(源氏のお母さんをいびった人ね)や東宮さま(弘徽殿女御の息子)など宮中の方たちが勢ぞろいする中で源氏は「春」というお題で漢詩を詠むの。声も詩の内容も素晴らしいんですって。それから東宮さまが源氏に桜の花をお与えになって、秋の青海波が素晴らしかったから春の春鶯囀しゅんおうてんの舞も踊るようにリクエストするの。頭中将とうのちゅうじょうも同じく詩を詠みあげて、ふたりで舞も踊るの。青海波は秋の紅葉のときだったけど、いつの季節もこのふたりが宴の主役なのね。

藤壺の中宮さまも源氏の美しい様子に心の中でこんな歌を読まれたんですって。

~ 大かたに 花の姿を 美ましかば つゆも心の おかれましやは ~

(後ろめたいことが何もなければ美しいあなたの姿を眺めていられるのに)

桜の舞を踊る源氏のステキさを心から素晴らしいと思っているけれど、あんな罪をおかしているのだからそんな風に想ってはいけないわ。あなたのことも想っているのに。この想いは自分の心に閉じ込めておかないといけないのよ。源氏の君にも知られてはいけないわ。中宮さまの複雑な心境が伺える歌よね。

宴会もお開きになってほろ酔いでいい気分の源氏は藤壺の局(宮さまの住んでいらっしゃるお部屋)のあたりをうろつくんだけれど、きちんと鍵がかかっていて忍びこめないのよね。
 ついでに弘徽殿(弘徽殿女御の住んでいるお部屋)のあたりを通ると鍵がかかっていないの。お部屋(お屋敷)に入るとひとりの女の子がこんな和歌を口ずさんでいたの。

~ 照りもせず 曇りもはてぬ 春の夜の 朧月夜に 似るものぞなき ~

(新古今集:大江千里おおえのちさと 淡くかすんでいる春の朧月夜が一番の月夜なことだ)

すぐに恋に落ちる源氏はこの女の子を和歌で口説きはじめるの。

~ 深き夜の あはれを知るも 入る月の おぼろげならぬ 契りとぞ思ふ ~

(こんな深夜の月が好きだなんて俺たち気が合うんじゃね?)

朧月夜っていうのは春の夜の霞んでいる月のことね。

扇子
朧月夜の出逢い

 何人目でしょうね。また新しい女の子の登場ですね。宮中での宴会だけれど藤壺の宮さまに直接会えないし、宮さまのお部屋(藤壺)に行っても鍵がかかっていては入れません。一方、弘徽殿は鍵がかかっていません。
「こんな不用心にしてるとマチガイが起きちゃうんじゃね?」
 なんて言いながら源氏は弘徽殿に侵入してしまいます。

To be continued ✈✈✈

🖌Genji Waka Collection

~ 大かたに 花の姿を 美ましかば つゆも心の おかれましやは ~

藤壺の宮が源氏を想いひとりつぶやいた歌

~ 照りもせず 曇りもはてぬ 春の夜の 朧月夜に 似るものぞなき ~

弘徽殿にいた女君がそらんじた新古今集の歌

~ 深き夜の あはれを知るも 入る月の おぼろげならぬ 契りとぞ思ふ ~

女君が口ずさんだ歌に返した源氏の歌

GENJI topics5
こっちはいいの?

GENJI topics6
朧月夜さまという生き方

第八帖花宴の主役、朧月夜さんについてのエッセイです。
よかったら覗いてみてください。

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