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episode 2. 咲き誇る初恋の花

2022-07-20chapter33初恋婚,藤の宴,第三十三帖,藤裏葉,内大臣,雲居の雁,夕霧,和歌一覧,和歌,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 33.長く遅く遠かった春

    源氏物語 第三十三帖 藤裏葉ふじのうらば

episode 2. 咲き誇る初恋の花

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源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第三十二帖 梅枝(Chapter 32)まで
 源氏の娘の明石の姫君が裳着を迎え東宮に入内することが決まります。息子の夕霧は初恋の雲居の雁との結婚話が進んでいる様子はなく、源氏が他の縁談を持ちかけても断ります。夕霧と雲居の雁は想い合っているのに逢えない月日が続いており、想いがすれ違ってしまいそうです。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々


GENJI Summary Part1-2 (須磨 ~ 乙女)まとめ

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし


GENJI Summary Part1-3 (玉鬘 ~ 真木柱)まとめ

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

本章です🎵

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 33 藤裏葉ふじのうらば 長く遅く遠かった春 

第三十三帖 藤裏葉(Chapter 33)第一話(episode 1)まで
 夕霧の縁談のウワサを聞いた内大臣は娘の雲居の雁のために自分から折れて夕霧と娘の結婚を認めることにして、自宅の藤の宴会に夕霧を招きます。

episode 2. 咲き誇る初恋の花

【超訳】藤裏葉ふじのうらば
 源氏 39歳 紫の上 31歳
 明石の御方 30歳 明石の姫君 11歳
 夕霧 18歳 雲居の雁 20歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

少し遅れて内大臣家にやってきた夕霧は、招待客の中でもひときわ美しく優雅で気品があるの。内大臣は女房たちに自慢するの。宴は盛り上がってお酒もすすんでいるようね。

「あなたは秀才だから年寄りを大事にしないといけないことも知っているね?」
 内大臣はそんな風に夕霧に言うの。

「おじいさま(内大臣の亡き父、夕霧と雲居の雁の祖父)の代わりに内大臣様にお仕えしたいと思っていますが、僕が不出来で失礼があったことをお詫びします」
 夕霧が答えるの。

~ 春日さす 藤の裏葉の うちとけて 君し思はば われも頼まん ~ (後撰集)

「あなたが心を開いてくれるなら私もあなたを頼りにするよ」
 内大臣は藤の花房を盃に添えて夕霧に差し出したの。

藤の花房
藤の花房

~ 紫に かごとはかけん 藤の花 まつより過ぎて うれたけれども ~

(すべては藤の花のせいにしよう。待ちすぎてしまったけれどね)

こうして雲居の雁との結婚を許してくれたの。

~ いく返り 露けき春を すぐしきて 花の紐とく 折に逢ふらん ~

(何度も何度も涙に濡れた春を過ごしたけれど、ようやく花(彼女)にめぐり逢えます)

夜遅くになり、夕霧は内大臣家に泊めてもらうことにするの。柏木がからかいながらも妹の雲居の雁の部屋に案内してあげるの。

夢見るような心地で夕霧は雲居の雁の部屋を訪ねると、美しく成長していた雲居の雁と再会を果たすの。これでようやく夕霧と雲居の雁は結ばれるの。長い長い初恋を実らせたふたりだったの。遠かったふたり。長かった春。春の最後に花を咲かせる藤のように遅い遅い春がふたりに訪れたわね。

満開の藤
満開の藤

朝になり自宅二条院に帰り、夕霧は雲居の雁に後朝の歌を贈るの。今までふたりの手紙のやりとりを隠れてこっそり受け渡ししていた従者が初めて堂々と使者として夕霧の文を雲居の雁に届けたの。

 お父さんの源氏にも雲居の雁との結婚を報告するの。
「頭のよい人でも、恋愛がらみでは見苦しいこともするのに、焦ったりもせず、穏便に想いつづけたのは偉かったね」
 と息子のことを褒めて祝ってあげたの。

源氏は相変わらず若々しくて夕霧のお兄さんくらいにしか見えないの。艶っぽくて美しいんですって。
 夕霧も顔立ちは源氏とそっくりでステキな男性になっていたのよね。

内大臣も婿として迎えた夕霧の素晴らしさがよくわかったみたい。どんな縁談も受け入れず独身をとおして娘を一途に想っていたことで、夕霧の誠実さは際立つわよね。

 今までは長女で冷泉帝の妃である新弘徽殿女御の方が華やかだったけれど、今は雲居の雁もとても幸せそうよね。雲居の雁の実のお母さんもこの結婚をとても喜んだの。

To be continued ✈✈✈

 一緒に育ったふたりが突然引き離されて6年。

 夕霧は内大臣に認めてもらえるよう必死に努力して宰相中将になりました。他の縁談をもちかけられても目もくれず雲居の雁を想い続けました。雲居の雁も縁談のウワサなどに惑わされながら夕霧を待ち続けました。

 幼なじみのふたりの初恋婚。現代でもありうる胸キュンストーリーですよね。

スタンディングオーベーション!
誰もが祝福するハツコイ婚♡

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  • 【別冊】GENJI
    topics 25 ようやく咲いた花、
    待ちわびた春
  • 🖌Genji Waka Collection

    ~ 春日さす 藤の裏葉の うちとけて 君し思はば われも頼まん ~ (後撰集)

    内大臣が夕霧と和解しようと贈った歌

    ~ 紫に かごとはかけん 藤の花 まつより過ぎて うれたけれども ~

    内大臣が娘との結婚を許し夕霧に贈った歌

    ~ いく返り 露けき春を すぐしきて 花の紐とく 折に逢ふらん ~

    雲居の雁との結婚を許しを得て夕霧が詠んだ歌

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