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episode 1. 衝撃の美しさ

2022-07-21chapter28第二十八帖,野分,玉鬘十帖,紫の上,夕霧,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 28.美しいひとたち

    源氏物語 第二十八帖 野分のわき

episode 1. 衝撃の美しさ

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源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第二十七帖 篝火(Chapter 27)まで
 春から夏へと六条院の季節は廻ります。ますます美しく成長する玉鬘を結婚させるべきか自分の手元においておくか源氏の悩みは続いているようです。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々


GENJI Summary Part1-2 (須磨 ~ 乙女)まとめ

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

本章です🎵

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 28. 美しいひとたち
 episode 1. 衝撃の美しさ

【超訳】野分のわき 玉鬘たまかずら十帖
源氏 36歳 紫の上 28歳
玉鬘たまかずら 22歳
秋好中宮あきこのむのちゅぐう 27歳
夕霧 15歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

六条院は秋の盛りで自慢の庭が見頃なの。「春と秋どっちが素晴らしいか対決」で元々は秋派だったのに春の御殿の宴ですっかり春派に乗り換えた人もまた今度は秋を賞賛しているんですって。まあ、世論なんてそんなものかもしれないわね。ちょうど秋好中宮あきこのむのちゅぐうさまも秋の御殿に里帰りなさっていて、源氏は管弦の遊びをしたいな、なんて思うんだけど、中宮さまのお父さまのお命日にあたる月だから控えていたんですって。

 そんな頃に台風(野分)が近づいているらしく、せっかくの花が散ったり、枝が折れたりするんじゃないかって中宮さまは心配をしていたの。

春の御殿も風が強く吹いて、紫の上が心配そうに軒先まで来て庭の草木を眺めていたんですって。風も激しいので屏風などもたたんであるの。そこへちょうど夕霧が春の御殿にやってきて偶然紫の上の姿を見てしまうの。春の霞の中で咲き誇る桜のような華やかさと年とともにさらに美しさを重ねた姿に夕霧は身も心も打ち砕かれちゃうほどの衝撃を受けるの。今まで見たこともない美女だったのね。これほどまでに美しい貴婦人だから源氏が自分を紫の上の傍に近づけないんだと納得するの。

萩の花
萩の花

そんなところに源氏が戻ってきたみたいなの。
「ひどい風だね。格子を下ろしなさい。外から丸見えだよ?」
 女房達に指図してるみたい。夕霧は源氏に見つかる前にまるでたった今ここに来たみたいに挨拶するの。今まで一度だってこんなこと(紫の上の姿を見ること)はなかったのに、あまりの台風の風のせいで端近(外から見える場所)に紫の上がいたからこんなラッキーなことになったんだって夕霧は思うの。

夕霧は台風の状況を源氏に報告しておばあさまのお屋敷の様子を見てきます、とその場を立ち去るの。

その夜は夕霧の頭の中はひと目見た紫の上の姿でいっぱいなの。恋しい雲居の雁のこともちょっと忘れちゃうくらいに紫の上のことを想っちゃうの。許されないマチガイすら犯しちゃうんじゃないかと自分が恐ろしくさえ思っちゃったんですって。今まで見たこともないような美貌なのに、他の奥さんも大事にしているお父さんは立派だなぁなんて感心もしているみたい。

夕霧はマジメだから紫の上を恋人にしたいなんてことは考えないの。そのかわり自分もあんな奥さんが欲しいなぁ、あんな女性と一緒なら長生きできるだろうなぁなんて思ったんですって。

To be continued ✈✈✈

 源氏は自分のお父さん(桐壺帝)の妃である藤壺の宮に恋をして罪を犯しました。息子の夕霧に同じことをされたくない源氏は夕霧を紫の上から遠ざけていました。絶対に会わせないようにしていたのに、台風のせいで(台風のおかげ?)で夕霧は紫の上の姿を見ました。普段高貴な女性は部屋の奥にいて外廊下の簀子縁すのこえんやその内側通路のひさしなどには出てきません。風が強いから姿を隠す屏風などもたたんであり、夕霧にとってはラッキーでした。野分とは台風のことです。
 桜が咲き乱れるような美しさの年上のオトナな女性。15歳の夕霧くんにとって「衝撃の出会い」でしたね。

源氏の恋物語のバックグラウンド
移ろう季節の美しさ

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