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episode 2. 別れの秋、涙の朝

2022-07-21chapter10伊勢,別れの朝,賢木,第十帖,和歌一覧,和歌,六条御息所,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 10.別れ、別れ、それから密会

    源氏物語 第十帖 賢木さかき

episode 2. 別れの秋、涙の朝

Welcome to SenmojiGenji World!!

源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第九帖 葵(Chapter 9)まで
 源氏の正室の葵の上と恋人の六条御息所ろくじょうのみやすんどころの家来同士が乱闘騒ぎを起こします。恥をかかされた御息所は葵の上に猛烈な嫉妬心と怨恨を抱きます。葵の上は源氏の子を出産した直後に御息所の生霊にとらわれ亡くなってしまいます。

 その後、源氏は紫の君と正式に結婚し、彼女は紫の上と呼ばれるようになります。朧月夜の君は源氏を想っていますが、朱雀帝への入内じゅだい(お妃になる)の準備が進みます。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴

本章です🎵

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 10 賢木さかき 別れ、別れ、それから密会 

第十帖 賢木(Chapter 10)第一話(episode 1)まで
 正室の葵の上を亡くした源氏ですが、六条御息所を正室にするつもりはないようです。自分が葵の上の死に関わっているのかもしれないと思い悩む六条御息所は源氏と別れる決心をします。

episode2. 別れの秋、涙の朝

第十帖【賢木さかき
 源氏 23~25歳 紫の上 15歳~17歳
 藤壺中宮 28~30歳
 六条御息所ろくじょうのみやすんどころ 30~32歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

季節は秋。京の町から離れた野の宮(嵯峨野)。秋草は枯れてしまい、虫の声と松風がかすかに混ざり合う。そんな中になにやら楽器の演奏が聴こえてくるの。京のはずれの風流な秋の景色に心震わせながら昔を思い返すふたり。一度はあんなに愛し合ったのにって。久しぶりにふたりきりのひとときを過ごすけれど、復縁ではなくて恋人の関係をその日で終わらせるの。

護摩

~ 暁の 別れはいつも 露けきを こは世にしらぬ 秋の空かな ~

(明け方の別れはいつも寂しいけれど、今朝の別れは一番泣ける秋の空だね)

 別れ際に源氏が御息所に贈った歌。すぐには帰りたくなくて彼女の手を握って涙を流したんですって。冷たい秋の風が吹いて、鳴いている松虫の声も別れのBGMみたいに聞こえるの。

~ 大方おほかたの 秋の別れも 悲しきに 鳴くな添へそ 野辺の松虫 ~

(ただでさえ秋の別れは悲しいものなのに、松の虫よ、さらに悲しませないで)

 こちらは御息所の返歌。彼女は知的で和歌の名手だったけど、このときはあまりに動揺して上手な和歌を詠めなかったのですって。源氏はふたりを繋いでいた糸は自分のせい(御息所に冷たくしてしまった)で切れてしまったって後悔するの。

御息所もあんなに愛していたのにって明け方の月の光の中で最後に見た源氏を思い浮かべて悲しんだの。

そうして御息所は娘と一緒に伊勢へと旅立っていったの。

 六条御息所との恋人関係が終わりました。美人で教養高く皆の憧れの存在だったセレブ未亡人は8歳年下の源氏に口説き落とされました。いつの間にか自分の方が源氏を愛してしまい嫉妬に狂ってしまいましたが、
「わたくしを捨てないで」
 などと言ってオトコに縋るなんて御息所のプライドが許しません。

「俺を置いて伊勢になんか行かないでよ」
 そんな風に源氏に言わしめたことでそれを振り切り、娘とともに京を去った六条御息所のメンツは保たれたかもしれませんね。

To be continued ✈✈✈

🖌Genji Waka Collection

~ 暁の 別れはいつも 露けきを こは世にしらぬ 秋の空かな ~

源氏宰相大将が別れの朝に六条御息所に贈った歌

~ 大方おほかたの 秋の別れも 悲しきに 鳴くな添へそ 野辺の松虫 ~

別れに心を乱す六条御息所が源氏宰相大将に贈った歌

六条御息所との別れについてのエッセイです。
よかったら覗いてみてくださいね。

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