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episode 3. 紫の上の愁い

2022-07-21chapter14澪標,第十四帖,花散里,紫の上,朧月夜,和歌一覧,和歌,明石の君,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 14.命をかけて……

    源氏物語 第十四帖 澪標みおつくし

episode 3. 紫の上のうれ

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源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第十三帖 明石(Chapter 13)まで
 朱雀帝妃の朧月夜との密通の責任をとるために須磨での謹慎生活をしていた源氏ですが、運命の導きで移り住んだ明石である姫と付き合うことになり、姫は身ごもります。
 そのころ、体調を崩していた朱雀帝は源氏の帰京を命じます。必ず京に迎えると明石の君に約束をし都に戻った源氏は、留守を守っていた紫の上と3年ぶりの再会を果たしました。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々

本章です🎵

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 14 澪標みおつくし 命をかけて…… 

第十四帖 澪標(Chapter 14)第二話(episode 2)まで
 朱雀帝に呼び戻された源氏は復職します。朱雀帝は譲位して源氏と藤壺の宮の子である冷泉帝が即位します。明石では明石の君が姫君を出産しました。源氏は紫の上に子供が産まれたことを打ち明けます。

episode 3. 紫の上の愁い

第十四帖【澪標みおつくし
 源氏 28歳~29歳 紫の上 20歳~21歳
 明石の君 19歳~20歳
 六条御息所 35歳~36歳
 女院(藤壺の宮) 33歳~34歳 
 冷泉帝れいぜいてい 10歳~11歳
 秋好あきこのむ 19歳~20歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

紫の上のことが恋しくてたまらなかった明石にいたころを源氏は思い出すの。お互いやりとりした手紙で逢えない辛さばかりを綴っていたことを思うと、明石の君との恋はそこまでの深い想いじゃないかもな、なんて思うらしいのよ。

紫の上は自分に子供がいないので嫉妬するの。わたしはどうしようもなく寂しかったのにあなたはそのときに子供まで作ってって。源氏は
「ま、田舎だからそれなりにキレ―に見えたけどフツーな感じだよ? 娘のことはね、ちょっと考えてることがあるんだけどね」
 そんな風に話すの。

~ 思ふどち なびく方には あらずとも 我ぞ煙に 先立ちなまし ~

(愛し合って同じ想いだと思っていたのに。同じ方向を向いていないならわたしは先に死んじゃいたいわよ)

 紫の上はこんな歌を詠むの。そうしたら源氏が反論するの。

紫の花
紫の涙

~ たれにより 世をうみやまに 行きめぐり 絶えぬ涙に 浮き沈む身ぞ ~

(誰のために涙を流してツライ想いをして田舎でさまよってきたと思ってんの?)

でもこんな風にヤキモチを焼いて拗ねる紫の上をやっぱり可愛いなぁって思ったんですって。紫の上は明石の君からの手紙ラブレターを何度も何度も読み返す源氏を見て、一体どんな素晴らしい女性ひとなのよって気になってきたみたいね。

生後50日のお祝いも源氏がいろいろなものを贈って明石で盛大に行われたの。もちろん源氏はそこには行けなかったんだけど、源氏の心遣いに明石入道はとっても感激したんですって。

「からだから魂が抜けてしまうんじゃないかって思うほどキミたちが恋しいよ。俺をこの苦しみから救って欲しいからみやこに来てほしい。絶対にツライ想いはさせないから」

 こんな手紙が添えてあったみたいよ。

京に戻ってからはいろいろとバタバタしていてたんだけど、源氏は数年ぶりに花散里のところに行くの。あいかわらず穏やかで優しい花散里の君との再会で源氏の心は癒されるの。

 源氏が須磨に旅発つときに「月の光(あなたの面影)を袖に写して見つめているわ」と花散里が歌に詠み、「月(自分)は隠れるだけでまた巡ってくる(帰ってくる)からそれまで空は眺めないで」と源氏は詠ったのね。そんなことをふたりで想い出しながら、月の光(源氏)が入ってきたわ、と和歌に詠んだみたいね。

~ 水鶏だに 驚かさずば いかにして 荒れたる宿に 月を入れまし ~

(せめて鶏だけでも(あなたが来るって)知らせてくれたら月の光あなたを出迎える準備ができたのに)

 以前と変わらず長い間待っていてくれた花散里に源氏はまた癒されるのね。

朧月夜尚侍のことも源氏はまだ想っていたんだけど、尚侍の方がもう源氏の誘惑にのってこなかったの。源氏も重要な役職にもついていたので、前みたいな過ちは犯さなかったみたいね。

 (源氏が他の女子と子供を作ったので)
「もうね、あなたがそっち(明石の君の方)を見てるんなら死んじゃいたいわよ」
(紫の上がすねているので)
「誰のために田舎でさすらってきたと思ってんの?」
 この時代は夫婦げんかも和歌でやりとりするのですね。

「私のためって言いたいの? じゃあそもそも謹慎しなきゃいけなくなった理由は何?」
 こんな風に紫の上に言ってほしいと思いませんか?

To be continued ✈✈✈

🖌Genji Waka Collection

~ 思ふどち なびく方には あらずとも 我ぞ煙に 先立ちなまし ~

紫の上が(明石の君が子供を産んだことを聞いて)「死んじゃいたいわ」と詠った歌

~ たれにより 世をうみやまに 行きめぐり 絶えぬ涙に 浮き沈む身ぞ ~

源氏内大臣げんじのうちのおとどが「おいおい、何言っちゃってんの?」と紫の上に反論した歌

~ 水鶏だに 驚かさずば いかにして 荒れたる宿に 月を入れまし ~

数年ぶりに再会する花散里が源氏内大臣を迎えた歌

俺はいつでも本気だぜ!
誰にでも全力で愛をささやくぜ?!

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