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chara-book 2. 優しく賢く美しく 春の中の春

2022-04-30GENJI キャラクターファンブックキャラクターファンブック,紫の上,和歌,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【別冊】

GENJI essay

Character fan book vol.2

優しく賢く美しく 春の中の春Gentle,wise and beautiful Everlasting spring
MURASAKI-no-UE

Let’s enjoy GENJI world comfortably.

Welcome to SenmojiGenji World!!

GENJI 【別冊】GENJI エッセイ

 千年語り継がれる不朽の名作『源氏物語』も実はツッコミどころ満載!?
 源氏物語を【超訳】しながら感じた管理人の個人的な雑感エッセイです。シロウトの感想なので偏った見方をしているかもしれません。


 古典を専門には学んでいないイチ源氏物語ファンの書く軽いタッチのハンドブックです。よかったらご覧になってください。史実、原作と異なる等、明らかな間違いはご指摘いただきたいのですが、基本的にはゆるく、広いお心でお読みいただければと思います。
 お歴々の源氏物語を研究されている方々、現代語訳をなさっている皆様、源氏物語ファンの皆様方、それから紫式部サマ、どうか怒らないでください。お願いします。

 本章はキャラクターファンブックです。
 源氏物語の登場人物をひとりずつフォーカスします。
 キャラクターのプロフィールや代表的なエピソード、印象的な和歌などを紹介します。
 エピソードや関連するエッセイなどへのリンクも貼ったので利用してください。

「推しキャラ💕」を見つけてくださいね。
 楽しい源氏ワールドトリップを。

fan book vol.2 優しく賢く美しく 春の中の春
     ~ MURASAKI-no-UE ~

✈✈✈ Let’ go to GENJI world ✈✈✈

「キャラクターファンブック」2冊目はこの方
優しく賢く美しく 春の中の春

紫の上

MURASAKI-no-UE

源氏くんの最愛のオクサマですね。

誰もが心奪われる美しさ
芸事や和歌なども優秀
誰からも慕われる人柄
一夫多妻の中でも誰よりもときめいて

当時の女性の理想像なんじゃないかと思います。
8歳で源氏に出逢い、育てられ、結婚しました。
 正室ではなかったけれど、源氏最愛のオクサマですね。

紫の上 プロフィール


father
兵部卿宮ひょうぶのきょうのみや
(藤壺の宮の兄)

mother
按察使大納言あぜちのだいなごんの娘
夫、恋人
partner
源氏
子供
children
明石中宮(養女)
特徴
characteristic
楽器は琴が得意。秋好中宮との春秋ご自慢合戦では作り物の松を作ったりと機転が利く。
性格
personality
源氏が「俺様一人称」なのに対し、常に相手を思いやる「思いやり二人称」。源氏の惚れっぽさにも苦悩しながらも他の妻たちとも良好な関係を築く。

紫の上リンク集

紫の上初登場は第五帖【若紫】です。当時10歳。18歳の源氏との出逢いから彼女の運命が動き出します。 代表的なエピソードや和歌、なりきりキャラクターSTORY などのリンク集です。

10代前半

出逢い、庇護、成長

~ はかりなき 千尋の底の 海松房みるぶさの 
       ひ行く末は われのみぞ見ん ~
(海のように深い愛を誓うよ。
キミの将来は俺だけが見届けるからね)
  源氏宰相大将  

~ はかりなき 千尋の底の 海松房みるぶさの 
   ひ行く末は われのみぞ見ん ~
(海のように深い愛を誓うよ。
キミの将来は俺だけが見届けるからね)
  源氏宰相大将  

~ 千尋とも いかでか知らん 定めなく 
       満ち干る潮の のどけからぬに ~
(海だなんて言われてもそれじゃ
愛が満ちたり干いたりするみたいであてにならないわ)
  紫の君

~ 千尋とも いかでか知らん 定めなく 
   満ち干る潮の のどけからぬに ~
(海だなんて言われてもそれじゃ
愛が満ちたり干いたりするみたいであてにならないわ)
  紫の君

お父さん(兵部卿宮)の側室の娘として産まれた紫の上。お母さんが早くに亡くなってしまいおばあさんに育てられます。源氏が近くのお寺を訪ねたときに一目ぼれ(たぶん)されます。なんとなく藤壺の宮さまに似ていると思ったら彼女の姪でした。どんなに好きでも手に入れることのできない藤壺の宮さまのかわりに手に入れたいと思った源氏が強引に二条院自宅に連れて来て一緒に暮らし始めます。このときが紫の上(この頃は紫の君)10歳、源氏が18歳。
 紫の上が14、5歳の頃に正式に源氏と結婚します。

10代後半~24,5歳

別れ、愁い、慈愛

~ 身はかくて さすらへぬとも 君があたり 
       去らぬ鏡の かげははなれじ ~
(俺は須磨へ行ってしまうけれど、
鏡に写った姿をキミのところに置いていくよ)

  源氏

~ 身はかくて さすらへぬとも 君があたり
   去らぬ鏡の かげははなれじ ~
(俺は須磨へ行ってしまうけれど、
鏡に写った姿をキミのところに置いていくよ)

  源氏

~ 別れても 影だにとまる ものならば 
       鏡を見ても なぐさめてまし ~
(あなたがいなくなっても鏡にだけでも姿が残っているなら
ずっと眺めていられるのに)

  紫の上

~ 別れても 影だにとまる ものならば 
   鏡を見ても なぐさめてまし ~
(あなたがいなくなっても鏡にだけでも姿が残っているなら
ずっと眺めていられるのに)

  紫の上

源氏は朧月夜との密会がバレ、位身分を返上し、須磨で謹慎生活を送ることにします。都に置いていかれる紫の上は不安で寂しくてたまりません。けれども源氏が戻ってくることを信じ、二条院の留守を守ります。
 けれども謹慎生活中に源氏は明石の君と恋をして姫君をもうけます。紫の上は源氏の裏切りに嘆きます。
 源氏は都に戻って復職後は紫の上を寵愛します。一方で明石の君と姫君を都に呼び寄せ、姫君の将来のために紫の上に養母になってもらおうとします。紫の上は自分が産んだ子でない明石の姫君を愛し、慈しみ、育てます。

20代後半~30代前半

懐疑心、門出、爛漫

~ うす氷 解けぬる池の 鏡には 
       世にたぐひなき 影ぞ並べる ~
(氷の解けた池の鏡に俺たちふたりきりの姿が映ってるよ)

  源氏大臣げんじのおとど

~ うす氷 解けぬる池の 鏡には 
   世にたぐひなき 影ぞ並べる ~
(氷の解けた池の鏡に俺たちふたりきりの姿が映ってるよ)

  源氏大臣げんじのおとど

~ 曇りなき 池の鏡に よろづ代を 
       すむげき影ぞ しるく見えける ~
(曇りのない池の鏡に永遠にいつまでも
一緒にいるわたしたちが映っているわね)

  紫の上

~ 曇りなき 池の鏡に よろづ代を 
   すむげき影ぞ しるく見えける ~
(曇りのない池の鏡に永遠にいつまでも
一緒にいるわたしたちが映っているわね)

  紫の上

源氏は造営した六条院で春が好きな紫の上は春の御殿主となってもらいます。秋の御殿主となった冷泉妃の秋好中宮との「春と秋どっちが素晴らしいか」ご自慢大会が繰り広げられます。夏の御殿にやってきた源氏の元カノのムスメの玉鬘(パパは頭中将)に源氏が執心でふたりの関係が親子関係なのか恋人関係なのか気を揉みます。
 大切に育てた養女の明石の姫君は春宮さまに入内し、実母の明石御方を姫君に引き合わせます。自身も明石の御方と面会し、彼女の気品や気質に感じ入り、友人として付き合うようになります。

30代

絶望、悲嘆、病臥

~ 目に近く うつれば変はる 世の中を 
       行く末遠く 頼みけるかな ~
(人と人の関係なんて変わっていくのに、
どうしていつまでも変わらないなんて信じてたのかしら)

  紫の上

~ 目に近く うつれば変はる 世の中を 
   行く末遠く 頼みけるかな ~
(人と人の関係なんて変わっていくのに、
どうしていつまでも変わらないなんて信じてたのかしら)

  紫の上

~ 命こそ 絶ゆとも絶えめ 定めなき 
       世の常ならぬ 中の契りを ~
(命はいつか終わってしまうけれど、
俺たちの仲は永遠に変わらないんだよ)

  六条院(源氏)

~ 命こそ 絶ゆとも絶えめ 定めなき 
   世の常ならぬ 中の契りを ~
(命はいつか終わってしまうけれど、
俺たちの仲は永遠に変わらないんだよ)

  六条院(源氏)

大切に育てた明石の姫君が入内し紫の上の手元を離れました。源氏と穏やかに過ごそうと思っていた紫の上ですが、オットに女三宮との結婚話が持ち上がり源氏は受けてしまい、源氏の正室となります。また源氏は元カノの朧月夜とも復縁し、紫の上は絶望し、出家を望むようになります。
 源氏に出家を許してもらえず、悲嘆にくれながらも正室の女三宮とも交流していましたが、病に伏してしまいます。病の原因は六条御息所でした。源氏は療養のために紫の上を二条院に移します。源氏に初めて連れてこられた想い出の二条院で源氏の看病を受けながら紫の上は最期のときを過ごします。

40代

祈り、別れ、眠り

~ おくと見る ほどぞはかなき ともすれば 
       風に乱るる 萩の上露 ~
(少し起き上がれたけれど何かの拍子で風に吹き飛ばされそうな
萩の上の露みたいなわたしだわ)

  紫の上

~ おくと見る ほどぞはかなき ともすれば 
   風に乱るる 萩の上露 ~
(少し起き上がれたけれど何かの拍子で風に吹き飛ばされそうな
萩の上の露みたいなわたしだわ)

  紫の上

~ ややもせば 消えを争ふ 露の世に 
       おくれ先きだつ 程へずもがな ~
(人の命なんて消えていく露みたいなもんだよね。
俺も遅れたり先だったりしないでキミと一緒に消えたいよ)

  六条院(源氏)

~ ややもせば 消えを争ふ 露の世に 
   おくれ先きだつ 程へずもがな ~
(人の命なんて消えていく露みたいなもんだよね。
俺も遅れたり先だったりしないでキミと一緒に消えたいよ)

  六条院(源氏)

~ 秋風に しばし留まらぬ 露の世を 
       たれか草葉の 上とのみ見ん ~
秋風に吹かれて散ってしまう露弱っていかれるお母さまのことを
他人事のように見ていられませんわ)

  明石中宮

~ 秋風に しばし留まらぬ 露の世を 
   たれか草葉の 上とのみ見ん ~
秋風に吹かれて散ってしまう露弱っていかれるお母さまのことを
他人事のように見ていられませんわ)

  明石中宮

病は治ることなく紫の上は弱っていきます。源氏が出家を許してくれないので、大好きな春に愛する二条院で法事を行い、それとなく明石の御方や花散里に別れを告げます。夏を過ごし、秋にとうとう紫の上は息を引き取ってしまいます。

紫の上リンク集でした。
10歳で源氏に出逢ってから40代で亡くなるまでのストーリーでした。

sakura

桜よりも美しく

ユーモアがあって

聖女のように優しくて

理想の女性像?

(※管理人の偏見です)

 源氏を愛し、皆を愛し、春を愛した紫の上。
 源氏はもちろんのこと、誰からも慕われ、愛されましたね。

 次回のキャラクターファンブックは源氏の憧れ、紫の上の叔母にあたる人、です。

To be continued ✈✈✈

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