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episode 2. 源氏 VS 頭中将

2022-07-21chapter17新弘徽殿女御,梅壺女御,第十七帖,絵合,秋好,冷泉帝,和歌一覧,和歌,絵巻物,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳,頭中将

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 17.世界にひとつだけの

    源氏物語 第十七帖 絵合えあわせ

episode 2. 源氏 VS 頭中将

Welcome to SenmojiGenji World!!

源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第十六帖 関屋(Chapter 16)まで
 京に戻った源氏は復職し、朱雀帝が譲位して冷泉帝が即位します。
 謹慎生活中に出会った明石の君は姫君を出産します。

 若いころに一夜だけ共に過ごした空蝉と逢坂の関ですれ違います。お互い今も想っていますが、文をやりとりするだけにとどめます。しばらくして空蝉の夫が亡くなり、彼女は出家しました。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々

本章です🎵

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 17 絵合えあわせ 世界にひとつだけの 

第十七帖 絵合(Chapter 17)第一話(episode 1)まで
 六条御息所の娘が冷泉帝に入内して、梅壺女御と呼ばれるようになります。頭中将の娘も新弘徽殿女御として入内しています。

episode 2. 源氏 VS 頭中将

第十七帖【絵合えあわせ
 源氏 31歳 紫の上 23歳
 女院(藤壺の宮) 36歳 冷泉帝 13歳
 秋好あきこのむ(梅壺女御) 22歳 
 新弘徽殿女御 14歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

新弘徽殿女御のお父さんは権中納言ごんのちゅうなごん(元頭中将)で梅壺女御の親代わりが源氏でいわば政界の2大勢力が後宮でもお妃(中宮)争いをすることになったの。そこにはもうひとり王女御おうのにょうごがいるんだけれど、お父さんは紫の上のお父さんの兵部卿宮なのよ。けれど兵部卿宮は源氏とは仲が悪いし(源氏が須磨で謹慎するときに紫の上をフォローせず距離を置いたシカトしていた)、後宮でのポジションもよくなかったわね。

冷泉帝はとても絵が好きだったの。見るのも好きだったし、ご自分でも描いたみたい。梅壺女御も絵がとても上手でふたりでいるときはいつも絵を描いているんですって。趣味が同じだからか冷泉帝もよく梅壺に通うようになるの。
 そんな梅壺に負けていられないと権中納言も画家を呼んでは絵を描かせて弘徽殿娘のところにも通ってきてくれるようにムキになるの。

子供っぽい権中納言のやり方に源氏は呆れるんだけれど、そうは言いながらも冷泉帝に見せてあげようと持っているものから絵画を紫の上と一緒に選ぶの。その中にひとつ源氏が描いた絵があったの。須磨で謹慎しているときにそこの風景を描いたものらしいの。とても上手で須磨の寂しい波打ち際の風景に思わず涙を流すふたり。

絵巻探し
絵巻探し

~ ひとりゐて 嘆きしよりは 海人あまのすむ かたをかくてぞ 見るべかりける ~

(ひとりで京で泣いているよりはこの須磨の海人の住むあたりを絵でもいいから見たかったわ)

 紫の上はそう詠って涙ぐむの。

~ うきめ見し そのをりよりは 今日はまた 過ぎにし方に 帰る涙か ~

(辛い思いをしたあの頃よりも、今日の方があの頃を思い出して泣けてくるね)

 源氏は須磨と明石の絵を選びながら、明石の君はどうしてるだろうって恋しい気持ちになったみたいよ。

 最初は親友でライバルだった源氏と頭中将ですが、年をとって重要な役職にお互いつくと相手よりも上を目指すようになります。今でいうマウンティングでしょうか。それは自分の役職もそうですし、娘のポジションも相手を上回りたい。

 どちらも十分に出世しているし、周りの評価も高いんですけれどね。

To be continued ✈✈✈

🖌Genji Waka Collection

~ ひとりゐて 嘆きしよりは 海人あまのすむ かたをかくてぞ 見るべかりける ~

紫の上がこんな寂しいところにいらしたのねと源氏の須磨暮らしを思って詠んだ歌

~ うきめ見し そのをりよりは 今日はまた 過ぎにし方に 帰る涙か ~

源氏内大臣げんじのうちのおとどが須磨にいたときのことを思い出して詠んだ歌

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