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episode 4. 近江の君への返歌

2022-07-21chapter26近江の君,第二十六帖,常夏,内大臣,玉鬘十帖,新弘徽殿女御,和歌一覧,和歌,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 26.ふたりのムスメの明と暗

    源氏物語 第二十六帖 常夏

episode 4. 近江の君への返歌

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源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第二十五帖 蛍(Chapter 25)まで
 源氏の六条院は初夏です。玉鬘たまかずらに思わず恋の歌を贈ってしまった源氏ですが、今度は自分の弟である蛍兵部卿宮の玉鬘への恋心を煽るような演出をします。玉鬘は源氏が自分をどうしたいのかわからなくなってしまいます。

 花散里は源氏にとって相変わらず癒しの存在です。その花散里が母親代わりを務めている源氏の息子の夕霧は初恋の君の雲居の雁とのことを彼女の父である内大臣(元頭中将)に引き離され、逢えない日々が続いています。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々


GENJI Summary Part1-2 (須磨 ~ 乙女)まとめ

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

本章です🎵

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 26 常夏 ふたりのムスメの明と暗 

第二十六帖 常夏(Chapter 26)第三話(episode 3)まで
 夏を迎えた六条院に若い公達を迎えてもてなします。源氏は内大臣の息子から新しく引き取った姫の話を聞いたりします。

  内大臣の引き取った姫は近江の君と呼ばれますが、少々困ったお姫さまのようで、二女の雲居の雁の結婚も決められない内大臣の悩みがまた増えてしまいます。
 

episode 4. 近江の君への返歌

【超訳】常夏 玉鬘十帖
源氏 36歳 紫の上 28歳
玉鬘たまかずら 22歳
夕霧 15歳 柏木 20歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

近江の君からの歌を受け取った女御さまはあまりの支離滅裂さにビックリ。こんなカンジにお返事しないといけないのならわたくしには書けないからと女房に代わりに返歌を書かせるの。
「これはなんとも革新的アヴァンギャルドなお手紙でございますわねぇ」
 中納言という女房が女御さまの代筆で返事を書くの。

~ 常陸ひたちなる 駿河の海の 須磨の浦に 波立ち出でよ 箱崎のまつ ~

(常陸(茨城)にある駿河(静岡)の海の須磨(兵庫)の浦にいらっしゃいな。箱崎(福岡)の松のようにお待ちしているわ)

こんなワケのわからない歌をわたくしが詠んだと勘違いされては困るわ、と女御さまが文句を言ってしまうような和歌なのね。それでも見る人が見れば、女御さまが詠んだかどうかくらい簡単にわかるはずだからとそのまま近江の君に届けさせたの。

まり

「うっわぁ! オッシャレーなお歌よねぇ!!」
「さすがセレブだわぁ!!! アタシのお姉さんなんてマジすごくない?!」
 受け取った近江の君は「まつ」とかいてあるから待ってくれてるんだわ! とルンルン気分で女御さまのところへ行く支度を始めるの。甘い匂いの薫香くんこう(香水)を衣装にガンガン焚きつけて、ヘアメイクもバッチリ、ド派手に決めたみたいよ。

やれやれ女御さまとのご対面はどうなることかしらね。

第二十六帖 常夏

Chapter 26 ふたりのムスメの明と暗
 episode 1. 夏の六条院 源氏と玉鬘
 episode 2. 源氏の悩みと内大臣の憂鬱
 episode 3. 異色のお姫様?
 episode 4. 近江の君への返歌

To be continued ✈✈✈

 永遠のライバル同士の源氏と内大臣のそれぞれが引き取っている娘のお話ですね。もっとも源氏の養女の玉鬘は内大臣の娘ですが、まだ内大臣はそのことを知りません。そして今回登場する内大臣の近江の君ですが、玉鬘とは対照的に描かれていますね。無茶苦茶な和歌とお手紙でした。
 返歌は代筆で新弘徽殿女御の女房が詠みました。地名を3つ盛り込んだ近江の君に対してこちらは4つ。地名の多さを競っているわけではありませんけれどね。そして和歌としては破綻してしまっているので女御様はご自分の歌と思われては困るわと焦っていらっしゃいます。当時はビジネストークならぬこうした代筆のビジネス和歌も多くやりとりされたのでしょうね。むしろ女御様ご本人からのお歌の方がレアだったかもしれません。

 一流の礼儀作法を身に着けている女御様と破天荒な近江ちゃんのご対面。見ている(読んでいる)こちらの方がドキドキハラハラしてしまいますね。ド派手ファッションでファンキーに登場するであろう近江の君……。
 女御様ご無事で……。

🖌Genji Waka Collection

~ 常陸ひたちなる 駿河の海の 須磨の浦に 波立ち出でよ 箱崎のまつ ~

新弘徽殿女御の女房が代わりに詠んだ近江の君への返歌

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