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episode 9. 紫の上の病の原因

2022-07-20chapter35-3,第三十五帖,若菜下,柏木,女三宮,怨霊,和歌一覧,和歌,物の怪,六条御息所,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅱ 幾重にも広がる恋の水紋

Chapter 35-3.吹き荒れる嵐の六条院

    源氏物語 第三十五帖 若菜下(三)

episode 9. 紫の上の病の原因

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【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第三十五帖 若菜下(二)(Chapter 35-2)まで
  源氏が朱雀院の内親王である女三宮と結婚し、朧月夜と復縁したので、紫の上は深く傷つき絶望を覚えます。
 また女三宮と結婚できなかった柏木はいまだに根に持っているのですが、偶然彼女のすがたを見てしまい、恋心を抑えられなくなっています。ただこんな気持ちではいけないとも考えもし、心の葛藤が続いているようです。

 源氏は朱雀院の50歳の誕生日を女三宮に祝わせてあげようと企画しますが、朱雀院が女三宮の琴を楽しみにしていると聞き、特訓します。朱雀院の御前での本番の前に六条院でリハーサルを行うことにして、紫の上、明石御方、明石女御なども参加して女楽を催します。夕霧も参加して憧れの紫の上の琴の演奏に聴き惚れます。

 紫の上は女楽のあとに源氏に出家を願い出ます。けれども源氏は「俺を見捨てないで」と認めません。他の女性を引き合いに出していかに紫の上が素晴らしいか伝えます。そんな折に紫の上が倒れてしまいます。源氏は必死に看病しますが回復しません。朱雀院の御賀(お祝い)も延期になってしまいます。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々


GENJI Summary Part1-2 (須磨 ~ 乙女)まとめ

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし


GENJI Summary Part1-3 (玉鬘 ~ 真木柱)まとめ

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚


GENJI Summary Part1-4 (梅枝 ~ 藤裏葉)まとめ

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

本章です🎵

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 35-3 若菜下(三) 吹き荒れる嵐の六条院 

第三十五帖 若菜下(三)(Chapter 35-3)第二話(episode 8)まで
 女三宮と一夜を過ごした柏木は後朝の歌を交わし合い自宅に戻ったあとに事の重大さに恐れおののきます。
 様子がおかしいと聞いた源氏は女三宮の元に来ますが、紫の上の病状が心配です。

episode 9. 紫の上の病の原因

【超訳】若菜下(三)
源氏 47歳 紫の上 39歳
女三宮おんなさんのみや 21歳
明石御方あかしのおんかた 38歳 明石女御あかしのにょうご 19歳
夕霧 26歳 柏木 30歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

源氏が女三宮のところにいるときに、紫の上が亡くなったって突然二条院から使いが来るの。源氏はもちろん紫の上のもとへ急行するの。周りの女房たちが泣きわめいているんだけど、源氏は紫の上の死を信じないでお坊さんたちに加持祈祷をさせると、物の怪がそこにいた女の子に憑りついて、紫の上は息を吹き返すの。

ものの正体は六条御息所だったの。まだ成仏できないで彷徨っていたら、このまえの琴の演奏会(女楽おんながく)の夜に源氏に悪口を言われたこと(才色兼備だけれど息苦しい)に腹を立てて紫の上に憑りついていたんですって。

曇天

~ わが身こそ あらぬさまなれ それながら そらおぼれする 君は君なり ~ 

(わたくしはこんな変わり果てた姿になってしまったけれど、知らぬふりをするあなたは変わらないわね)

「ひどい方ね」
 そんな風に泣き叫んだの。

紫の上が命をとりとめたからみんな大喜びなんだけど、一番安心して泣いて喜んでいたのは夕霧だったのよね。
 死なないでくれた紫の上がどうしてもってお願いするので、源氏は紫の上に五戒(在家信者が守る戒律)だけ受けさせてあげるの。(正式な出家は認めない)
 源氏はなりふり構わない看病で疲れているんだけど、また紫の上が物の怪に憑りつかれないように毎日法華経を供養して六条御息所を成仏させようとするの。

夏になっても紫の上の病は回復しなくて、あまりに源氏が嘆いているから、
「わたしはもういつ死んでもいいのだけれど、あなたのためにもう少し生きてみるわ」
 そんな風に紫の上は思うようになるの。

~ 消え留まる ほどやは経ふべき たまさかに はちすの露の かかるばかりを ~

(蓮の露が消えないあいだは生きていられるかしら)

庭の蓮を眺めながら紫の上がそんな歌を詠むの。

~ 契りおかん この世ならでも 蓮の葉に 玉ゐる露の 心隔つな ~

(約束するよ。この世だけじゃなくて生まれ変わっても同じ蓮の上に俺たちは生まれ変わるって。一ミリの心の隔てもないからね)

今だけじゃなくて生まれ変わっても一緒にいようって源氏は約束するの。

To be continued ✈✈✈

 源氏が女三宮を正室に迎えたことで絶望を味わったにもかかわらず、献身的に看病してくれる源氏を目の当たりにするとその源氏を捨てて出家もできないと思ったようですね。

 そしてその紫の上を苦しめていたのはなんと六条御息所の怨霊でした。
 六条御息所は第十四帖【澪標】で亡くなっています。(Chapter 14. episode 4. 明石の君とのニアピンと六条御息所の死
 亡くなってもなお源氏を想い、源氏の周りの女性を憎んでいるのでしょうか……。

🖌Genji Waka Collection

~ わが身こそ あらぬさまなれ それながら そらおぼれする 君は君なり ~

物の怪となって現われた六条御息所が詠んだ歌

~ 消え留まる ほどやは経ふべき たまさかに はちすの露の かかるばかりを ~

紫の上が必死で看病してくれる源氏を想って詠んだ歌

~ 契りおかん この世ならでも 蓮の葉に 玉ゐる露の 心隔つな ~

六条院(源氏)が此の世だけでなく来世の愛を誓った歌

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