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episode 4. 少女の成長

2022-07-21chapter7中宮,第七帖,紫の君,光源氏,源氏物語,紫式部,藤壺女御,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 7.死ぬまで持っていく秘密

    源氏物語 第七帖 紅葉賀もみじのが

episode 4. 少女の成長

Welcome to SenmojiGenji World!!

源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第六帖 末摘花(Chapter 6)まで
 源氏宰相中将は父の妃である藤壺女御を恋慕っており、とうとう一夜を共に過ごした藤壺女御は妊娠してしまいます。

 藤壺女御の姪である紫の君とは自宅の二条院で兄妹のように仲良く暮らしています。
 頭中将と取り合った姫君の末摘花は少し個性的な容姿でしたが、付き合いを続けることにしました。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴

本章です🎵

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 7 紅葉賀もみじのが 死ぬまで持っていく秘密

第七帖 紅葉賀(Chapter 7)第三話(episode 3)まで
 藤壺女御は男の子(若宮)を出産します。源氏にそっくりな赤ちゃんに藤壺女御は動揺してしまいます。桐壺帝は藤壺女御と若宮を寵愛します。父親として接することのできない源氏は表向きは若宮の兄として、心情は父として若宮を支えていきます。

episode4. 少女の成長

第七帖【紅葉賀もみじのが
 源氏 18~19歳 紫の君 10歳~11歳
 藤壺の宮 23~24歳 葵の上 22歳~23歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

藤壺の宮さまへの辛い気持ちを癒そうと源氏は紫の君の所に行くの。紫の君は源氏が最近はあまり来てくれなかったから拗ねてるの。

「あんまり逢えなくてつまらないわ」
 なんて少し大人ぶった歌を詠むのね。そのおませっぷりが源氏には可愛らしくてたまらないみたいなの。
 お琴を教えてあげると、のみこみが早くて頭がいいの。何をさせても素晴らしいなぁと源氏も感心するの。

夜になって紫の君の部屋を出ようとすると、紫の君はとっても寂しそうなの。そして源氏の膝で眠ってしまうの。源氏も可哀想になって
「もう、今日は出かける(奥さんのところに行く)の、やめるよ」
 と紫の君に言うと、紫の君は喜んで飛び起きたの。寝たフリしていたみたいね。

紫の花
紫の花

帝にお仕えしている源典侍げんのないしのすけという女官がいたの。57~58歳のお局サマ。今でいうキャリアウーマンだからさすがに品も知性もあるんだけれど、恋愛方面もハデな方だったのね。 
 源氏もシャレのつもりで一晩遊んじゃうんだけど、「まぁ、これはないな」とテキトーに接していると、宮中で源典侍が源氏と付き合っているなんてあけっぴろげにいいふらすし、なんとお父さんの帝にまでからかわれちゃうのね。

ここで源氏の永遠のライバル頭中将もそのウワサを聞いて、
「おいおい、マジかよ。そんなばぁさんと?」
 って思うんだけど、
「いや、熟女も実はいいんじゃね?」
 なんて思い直して、こちらも源典侍と会うようになるのよ。

ある夜、源典侍のところに来ていた源氏なんだけど、他の男がやってきたことに気づくのよ。
「ちょ、典侍の恋人か? 鉢合わせ?」
 って焦ったのね。他にもつきあっている人がいる典侍だから、その恋人に怒られるって思ったみたい。でもその男が頭中将だって気づくの。
(コイツ、からかいにきたな)
 源氏も頭中将もわざと典侍を取り合うような芝居をして、乱闘するフリをして、最後は仲良く肩を組んで帰って行ったの。

翌日の宮中では、源氏も頭中将も何事もなかったように仕事をしているんだけど、内心は笑いをこらえていたの。その後も頭中将はよくこのネタで源氏をからかったんですって。

源氏は宰相さいしょうに昇進したの。そして帝ご自身は引退して東宮とうぐう弘徽殿こきでん女御の子ども)を帝にして、若宮(藤壺の宮の子)を東宮(皇太子)にしようとするの。そこで藤壺の宮を中宮(皇后)にして、源氏を若宮の後見人として指名したの。源氏は宮さまが皇后さまになってしまい、ますます手が届かない人になってしまうと落ち込むの。
 若宮は成長するにつれてどんどん源氏に似てくるんだけど、誰もあの秘密には気づいてないみたいね。

 ふたりの子が産まれました。公には桐壺帝と藤壺の女御さまの子で第十皇子となります。(源氏は第二皇子)
 源氏にとっては初めての子ですが、父親と名乗り出ることはできません。ですから表立っては兄として、そして心情的には父としてこの皇子を全面的に支えていきます。

第七帖 紅葉賀もみじのが

Chapter7 死ぬまで持っていく秘密
 episode1. 愛の歌
 episode2. 想う女性、妹のような存在、冷めた妻
 episode3. 愛と罪の証
 episode4. 少女の成長

To be continued ✈✈✈

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