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chara-book 11. 恋に目覚めさせられたお姫様

2022-04-30GENJI キャラクターファンブックキャラクターファンブック,和歌,末摘花,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【別冊】

GENJI essay

Character fan book vol.11

恋に目覚めさせられたお姫様A princess awakend to love
SUETSUMUHANA-no-KIMI

Let’s enjoy GENJI world comfortably.

Welcome to SenmojiGenji World!!

GENJI 【別冊】GENJI エッセイ

 千年語り継がれる不朽の名作『源氏物語』も実はツッコミどころ満載!?
 源氏物語を【超訳】しながら感じた管理人の個人的な雑感エッセイです。シロウトの感想なので偏った見方をしているかもしれません。


 古典を専門には学んでいないイチ源氏物語ファンの書く軽いタッチのハンドブックです。よかったらご覧になってください。史実、原作と異なる等、明らかな間違いはご指摘いただきたいのですが、基本的にはゆるく、広いお心でお読みいただければと思います。
 お歴々の源氏物語を研究されている方々、現代語訳をなさっている皆様、源氏物語ファンの皆様方、それから紫式部サマ、どうか怒らないでください。お願いします。

 本章はキャラクターファンブックです。
 源氏物語の登場人物をひとりずつフォーカスします。
 キャラクターのプロフィールや代表的なエピソード、印象的な和歌などを紹介します。
 エピソードや関連するエッセイなどへのリンクも貼ったので利用してください。

「推しキャラ💕」を見つけてくださいね。
 楽しい源氏ワールドトリップを。

fan book vol.11 恋に目覚めさせられたお姫様
     ~ SUETSUMUHANA-no-KIMI ~

✈✈✈ Let’ go to GENJI world ✈✈✈

「キャラクターファンブック」11冊目はこの方。
物語のコメディー担当
でもディズニー要素たっぷり

末摘花の君

SUETSUMUHANA-no-KIMI

深窓の令嬢がいるらしい

都で話題の姫のウワサ
源氏と頭中将、宮中の2大アイドルが競ってアプローチ
頭中将に負けたくない源氏が焦って強行突破💦
ふたりで迎えた雪の朝に訪れた衝撃……

亡き宮様のお姫様。
赤い鼻 → 紅鼻 → 紅花(末摘花)だから末摘花の君。

末摘花の君プロフィール


father
常陸宮ひたちのみや
夫、恋人
partner
源氏
特徴
characteristic
座高が高くやせ細っていて青白い顔にゾウのように垂れ下がった鼻で鼻先が赤い。
性格
personality
真面目で古風で融通が効かないが、純情一途。源氏が須磨に行っても、戻って来てから通ってこなくてもひたすら源氏を待ち続けた。

末摘花の君リンク集

彼女の名前の由来となる巻名【末摘花】第六帖が初登場です。その後第十五帖【蓬生】、第二十九帖【行幸みゆき】で語られます。年齢は源氏とほぼ同じではないかとされています。

18,9歳(推定)

目覚め、純粋

~ からころも 君が心の つらければ
       たもとはかくぞ そぼちつつのみ ~
(あなたがツレナイから
わたしのたもとはこんなに濡れちゃってるの)
  末摘花の君  

~ からころも 君が心の つらければ
   たもとはかくぞ そぼちつつのみ ~
(あなたがツレナイから
わたしのたもとはこんなに濡れちゃってるの)
  末摘花の君  

~ なつかしき 色ともなしに 何にこの
       末摘花すえつむはなを 袖にふれけむ ~
(大して好きでもないのに、
なんであの子と付き合っちゃったんだ?)
  源氏宰相中将

~ なつかしき 色ともなしに 何にこの
   末摘花すえつむはなを 袖にふれけむ ~
(大して好きでもないのに、
なんであの子と付き合っちゃったんだ?)
  源氏宰相中将

都でウワサのお姫様。親を亡くしてひっそりと暮らしている。内気な性格で琴だけが友だとか。
「めっちゃいいじゃん! 俺そーゆーコも好きだぜ?!」
 友人の頭中将も狙っているらしい。
「アイツより先に彼女をおとさないと!」
 幼なじみに彼女と付き合えるように協力してもらい(実はこの幼なじみの策略)
 姫君の元へと通うようになります。そして迎えたふたりの朝。
「なんで(彼女を)見てしまったんだろう……」
 美しくない容姿に源氏は愕然とします。けれども末摘花さんはすでに「光る君のツマ」気分♪
「あー、もういいよ。責任取るよ。取りゃいいんだろ……」
 手を出してしまった責任をとって経済的支援を続ける源氏と手を出されて恋に目覚め源氏の妻の自覚に芽生える末摘花の微笑ましいすれ違い関係は今後も続いていきます。

28,9歳(推定)

一途、再来、庇護

~ 尋ねても われこそはめ 道もなく 
       深き蓬の もとの心を ~
(誰も訪ねないけれど俺が今から行くからね。
蓬が深く茂って道もないようなところで
変わらない心で待っていてくれたキミのところに) 
源氏大臣  

~ 尋ねても われこそはめ 道もなく 
   深き蓬の もとの心を ~
(誰も訪ねないけれど俺が今から行くからね。
蓬が深く茂って道もないようなところで
変わらない心で待っていてくれたキミのところに)
源氏大臣  

~ 年を経て 待つしるしなき わが宿は 
       花のたよりに 過ぎぬばかりか ~
(ずっとずっと待っていたのに、
あなたはちらっと花を見るだけに立ち寄ったの?)
末摘花の君  

~ 年を経て 待つしるしなき わが宿は 
   花のたよりに 過ぎぬばかりか ~
(ずっとずっと待っていたのに、
あなたはちらっと花を見るだけに立ち寄ったの?)
末摘花の君  

源氏は須磨での謹慎生活を送り、都に戻ってきますが、末摘花のことは忘れているようです。末摘花は経済的に困窮しながらも源氏が通ってきていた宮家の屋敷を離れることをせずひたすら源氏を待ち続けます。「引っ越そう」という周囲は提案しますが、「光る君が通ってきてくれなくなる」と従いません。
 ある夜源氏は見覚えのある屋敷に通りかかります。今も末摘花が待ち続けていると聞いた源氏は感激し、彼女を二条院の東の院に呼びよせました。

30代後半(推定)

勘違い、思い違い、恨み節?

~ わが身こそ うらみられけれ 唐衣からころも 
       君が袂に 馴れずと思へば ~
(あなたのそばにいられない自分が恨めしいわ)

  末摘花の君

~ わが身こそ うらみられけれ 唐衣からころも 
   君が袂に 馴れずと思へば ~
(あなたのそばにいられない自分が恨めしいわ)

  末摘花の君

~ 唐衣からころも また唐衣 唐衣 
       かへずがへすも 唐衣なる ~
(毎度毎度のからころも、安定のからころもだよね)

  源氏大臣げんじのおとど

~ 唐衣からころも また唐衣 唐衣 
   かへずがへすも 唐衣なる ~
(毎度毎度のからころも、安定のからころもだよね)

  源氏大臣げんじのおとど

末摘花は源氏の二条院で暮らしています。源氏の本邸は六条院なので、末摘花のところにはあまり通っていないようです。(住まいは源氏の屋敷ですし、経済的には困っていません)
 源氏の養女の玉鬘の裳着(女の子の成人式)のお祝いを贈る際に和歌を添えたのですが、玉鬘の裳着を祝う内容ではなく自分のところに来てくれない源氏への恨み節のような和歌でした。源氏も苦笑交じりに対応しているようです。

末摘花リンク集でした。

yellow

美人さんではない

真面目で古風

源氏に純情一途

源氏の妻としての自覚もバッチリ

(※管理人の偏見です)

「男性となんてお付き合いなんてできないわ」内気な姫君を無理矢理強行突破した源氏。王子様にキスされて目覚めた白雪姫ではないかもしれないけれど、結婚して純粋にひとすじに源氏に恋するようになります。没落した宮家のお姫様から天下の光源氏のツマへ。シンデレラストーリーのようでもあると思えませんか?
 源氏の恋愛遍歴、源氏をめぐる女君たちの確執などシリアスなエピソードの多い物語でほっこりするパートが末摘花さんエピだと思います。

 次回のキャラクターファンブックは源氏の二人目の正室。周囲の思惑に翻弄されてしまった姫宮さまです。

To be continued ✈✈✈

小倉百人一首も【超訳】しています。
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