episode 4. 可愛い紫の君
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 6.雪の朝の衝撃
源氏物語 第六帖 末摘花
episode 4. 可愛い紫の君
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter 6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第五帖(Chapter5)まで
源氏は母が亡くなったあとに入内した藤壺の女御へ秘めた思いを抱いていましたが、とうとう一線を越えてしまい藤壺の女御は妊娠してしまいます。表向きは桐壺帝の子を身ごもっていることになっています。
そんな頃、藤壺の女御によく似た紫の君を自宅の二条院で引き取り一緒に暮らし始めます。彼女は藤壺の女御の姪でした。
超ざっくり GENJI
光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴
本章です🎵
(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
第六帖(Chapter6)第三話(episode3)まで
頭中将に姫をとられたくない源氏は焦って姫の部屋に侵入して一夜を過ごします。彼女の様子に若干違和感を感じながら何回か付き合い、雪の降ったある朝に源氏は初めて姫の容姿を見て驚いてしまいます。
episode4. 可愛い紫の君
第六帖【末摘花】
源氏 18~19歳 紫の君 10~11歳
~ からころも 君が心の つらければ 袂はかくぞ そぼちつつのみ ~
(あなたがツレナイからわたしのたもとはこんなに濡れちゃってるの)
この頃の風習としてお正月に着る衣装を新しく用意するようです。主人の衣装の用意は正妻の役目ですが、世間知らずの宮家の姫は「源氏の君と結婚したんだからわたくしがカレの妻! お衣装を用意しないと!!」と源氏の衣装を届けたようですね。
しかもあまりセンスのいい衣装ではなかったよう……。
「わたくしは宮家の姫。光源氏の君のツマ」と妻の自覚にあふれる姫。
「ま、手は出しちゃったし責任はとらねーとな……」と観念する源氏。
ふたりの”思い違い”は今後も続きます。
~ なつかしき 色ともなしに 何にこの 末摘花を 袖にふれけむ ~
(大して好きでもないのに、なんであの子と付き合っちゃったんだ?)
第六帖 末摘花
Chapter6 雪の朝の衝撃
episode1. ウワサの令嬢
episode2. 強行突破! 既成事実?!
episode3. クチコミの現実
episode4. 可愛い紫の君
🖌Genji Waka Collection
~ からころも 君が心の つらければ 袂はかくぞ そぼちつつのみ ~
末摘花の君が妻の役目として衣装を用意して夫の源氏に贈った歌
~ なつかしき 色ともなしに 何にこの 末摘花を 袖にふれけむ ~
源氏宰相中将が末摘花の君のことを詠んだ歌
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