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episode 2. 源氏の無念と玉鬘の涙

2022-07-21chapter31第三十一帖,真木柱,髭黒大将,玉鬘十帖,玉鬘,和歌一覧,和歌,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻

Chapter 31.翻弄された運命の行先

    源氏物語 第三十一帖 真木柱まきのはしら

episode 2. 源氏の無念と玉鬘の涙

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源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第三十帖 藤袴(Chapter 30)まで
 源氏は玉鬘の将来について悩んでいましたが、とうとう宮中に宮仕えに上げることにしたようです。これにより玉鬘に求婚していた公達はみな失恋することになり、それぞれお別れの歌や文などを玉鬘に贈りました。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々


GENJI Summary Part1-2 (須磨 ~ 乙女)まとめ

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし

本章です🎵

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 31 真木柱まきのはしら 翻弄された運命の行先 

第三十一帖 真木柱(Chapter 31)第一話(episode 1)まで
 宮仕えに上がる予定の玉鬘を諦めきれない髭黒大将が玉鬘の寝室に侵入してしまいます。源氏は驚きながらも玉鬘と髭黒との結婚を認めることにします。

episode 2. 源氏の無念と玉鬘の涙

【超訳】真木柱まきのはしら 玉鬘たまかずら十帖
源氏 37~38歳 紫の上 29~30歳
玉鬘たまかずら 23~24歳
冷泉帝 19~20歳
夕霧 16~17歳
髭黒大将ひげくろのたいしょう 32~33歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

源氏は髭黒大将がいない時間をみはからって玉鬘のところに行くの。玉鬘はずっと病気のようにふさぎこんでいるんだけれど、源氏が来たので几帳の向こうに座ったの。源氏も今までの馴れ馴れしい態度は改めて父親らしく振舞うの。
 平凡な容姿の髭黒大将と比べるとやっぱり源氏は高雅で、玉鬘は自分のことが恥ずかしくて涙を流すの。
 少し痩せたような可憐な玉鬘を見ながら、髭黒に譲ってしまったことは善人過ぎたと源氏は後悔したんですって。

~ り立ちて 汲みは見ねども 渡り川 人のせとはた 契りざりしを ~

(キミとは一線は超えなかったけれど、まさか他の男との結婚を認めたわけでもなかったのにね)

 思いがけないことになってしまったね、と源氏は玉鬘に歌を詠んだの。

~ みつせ川 渡らぬさきに いかでなほ 涙のみをの 泡と消えなん ~

(三途の川を渡る前になんとかして泡のように消えてしまいたいの)

「俺が安全なオトコだったってキミもわかったろ?」
 源氏がそう言うの。帝からのお言葉もいただいているから形式だけでも尚侍として参内(宮中に行く)させようと思っているとも伝えたの。
 玉鬘はただただ泣いてばかりいて可哀想だったから、源氏は前みたいに抱き寄せたりすることはしなかったみたい。

髭黒の大将は玉鬘に宮仕えをさせるつもりはなかったんだけど、それを利用して自宅に玉鬘を連れてこようと画策するの。そこで一度だけ出仕(宮中に行くこと)を許可することにして、そのあと自宅に迎え入れるためにリフォームを始めるの。

 そんな髭黒を見て自宅にいる妻は落ち込むの。髭黒の奥さんは式部卿宮(元兵部卿宮・紫の上のお父さん)の娘という高貴な家柄なんだけど、ときどき物の怪が憑りついて狂気じみてしまう病で夫婦仲はうまくいっていなかったのね。玉鬘との結婚を聞いた式部卿宮も娘を実家に引き取ると怒るの。

 髭黒は今まで精神病で病んでいる妻を支えてきたことも評価してくれないのかとボヤき、妻は妻で愚痴を言いながら夫が玉鬘のところへ出かける支度の手伝いをしているの。

すると、急に物の怪が憑りついたらしく、妻は暴れ出して髭黒に灰を投げつけるの。全身灰だらけで着物に焦げ穴までできてしまったんだけど、妻を落ち着けさせて物の怪を追い払うの。もうこんなのはうんざりだ、この妻とはもう一緒にいられない、早く玉鬘をここに連れて来たいってしみじみ思うのですって。

「あなたに逢いに行く予定だったけれど、ちょっと病人が出てしまって行けなくなりました。あなたに逢えなくて辛すぎます」
 そんな手紙を髭黒は玉鬘に送るの。玉鬘にしてみれば別に会いたくて楽しみに待っているわけでもないのにこんな言い訳がましい手紙が来たので特に返事もしなかったみたい。

雨
涙雨

To be continued ✈✈✈

 突然の髭黒の乱入に源氏も結婚を認めます。今までのように玉鬘を抱き寄せたりすることもしません。

 早く宮中に行っていれば。
 もっと警備が厳重だったなら。
 裏切るような女房を雇っていなかったなら。
 いくつもの「たら・れば」が出てきます。
 大勢の従者がいたでしょうに、お金になびいた女房が髭黒の手引きをしてしまいました。

🖌Genji Waka Collection

~ り立ちて 汲みは見ねども 渡り川 人のせとはた 契りざりしを ~

源氏大臣が突然結婚することになった玉鬘に贈った歌

~ みつせ川 渡らぬさきに いかでなほ 涙のみをの 泡と消えなん ~

玉鬘が傷つき落ち込んで泣きながら源氏に返した歌

小倉百人一首も【超訳】しています。
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