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episode 7. 再燃する夜? 懲りない朝……

2022-07-20chapter34-2元カノ,復縁,第三十四帖,若菜上,朱雀院,紫の上,朧月夜,和歌一覧,和歌,光源氏,源氏物語,紫式部,超訳

GENJI 【超訳】
Part Ⅱ 幾重にも広がる恋の水紋

Chapter 34-2.さざ波が揺らす心

    源氏物語 第三十四帖 若菜上(二)

episode 7. 再燃する夜? 懲りない朝……

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源氏物語の今ここ! We are here!!

【超訳】1000文字源氏物語

PartⅠ 華麗なる恋絵巻

これまでのあらすじ

前章まで

第三十四帖 若菜上(一)(Chapter 34-1)まで
  源氏の兄である朱雀院は出家の準備を始めますが、内親王(娘)の女三宮は母親を亡くしており後ろ盾がないので将来を心配しています。

 朱雀院は誰かに嫁がせようと考え、源氏に結婚を打診します。源氏は最初は固辞しますが、女三宮が藤壺の宮と血のつながりがあることに気づき結婚を了承してしまいます。この結婚によって紫の上は絶望を味わいます。降嫁してきた女三宮は幼いばかりの姫宮で源氏は早くも結婚を後悔します。

超ざっくり GENJI

1.桐壺 ~ 11.花散里11.須磨 ~ 21.乙女22.玉鬘 ~ 31.真木柱32.梅枝 ~ 33.藤裏葉34.若菜上 ~ 39.夕霧40.御法 ~ 41.幻42.匂兵部卿 ~ 44.竹河45.橋姫 ~ 54.夢浮橋

光源氏の誕生からたくさんのカノジョとの恋愛遍歴


GENJI Summary Part1-1 (桐壺 ~ 花散里)まとめ

(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々


GENJI Summary Part1-2 (須磨 ~ 乙女)まとめ

元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし


GENJI Summary Part1-3 (玉鬘 ~ 真木柱)まとめ

源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚


GENJI Summary Part1-4 (梅枝 ~ 藤裏葉)まとめ

栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!

本章です🎵

最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔

源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演

薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー

Chapter 34-2 若菜上(二) さざ波が揺らす心 

第三十四帖 若菜上(二)(Chapter 34-2)第一話(episode 6)まで
 朱雀院が出家したので妃だった朧月夜は実家に戻ります。懐かしくなった源氏は久しぶりに彼女に逢いにでかけます。

episode 7. 再燃する夜? 懲りない朝……

【超訳】若菜上(二)
源氏 40歳 紫の上 32歳
女三宮おんなさんのみや 14歳 
明石の御方 31歳 明石女御あかしのにょうご 12歳
夕霧 19歳 柏木 24歳

✈✈✈ Let’ go to SenmojiGenji ✈✈✈

~ 涙のみ せきとめがたき 清水にて 行き逢ふ道は 早く絶えにき ~

(涙だけは止められないけれど、ワタシ達の逢う道なんてもうないのよ)

朧月夜は拒むのね。けれども、

(アナタは誰の為に失脚したのかしら。ひとりで罪を負ってくれたのにワタシったらこんなに冷たくしていいの?)

なんて少し心が揺らいでくるの。朧月夜はもともと真面目な性格でもなく、長い年月で過去の過ちの清算をしたつもりだったんだけれど、いざ近くに懐かしい人がいると思うと強く拒絶していられなくなってくるのよね。

 そうしてふたりは再会するの。変わらずに若く美しい朧月夜に初めて会ったとき以上に源氏は盛り上がるの。そのままふたりは夜を一緒に過ごしてしまうのよ。

朝になっても帰りたくない源氏。朧月夜も朝日をうける源氏の美しさに見惚れちゃうの。庭には藤が咲いていて、以前密会していたころを源氏は思いだすの。

~ 沈みしも 忘れぬものを 懲りずまに 身も投げつべき 宿の藤波 ~

(須磨に謹慎に行ったことは忘れてないけど、また藤の花キミに落ちちゃいそうだよ)

朧月夜はまた男女の関係になってしまったことを恥ずかしく思うんだけど、やっぱり源氏のことは恋しいみたいね。

~ 身を投げん 淵もまことの 淵ならで 懸けじやさらに 懲りずまの波 ~

(落ちちゃうって言っても本気じゃないんだからワタシは一緒に落ちたりしないわよ)

こんな風に女子の家に出かけてデートするなんて若者みたいで久しぶりだったんだけど、朧月夜も変わっていなくて次の約束までして源氏は帰ったんですって。

薔薇

源氏は六条院にこっそり帰ってくるの。そんな様子を見て紫の上はやっぱり朧月夜のところに行ってたんだわって思うんだけど、気づかないフリをしているの。すると居心地の悪い源氏は馬鹿正直に朧月夜とのことを話しちゃうのよ。紫の上は新しく若い正室を迎えた上に元カノさんとも復活するなんて、わたしなんてホントにかすんじゃうわね、って泣いてしまったの。

To be continued ✈✈✈

 襖の鍵は外したようですね。以前朱雀帝のお妃の朧月夜と付き合っていた頃、源氏は25歳前後、現在40歳ですから15年ぶりの再会ということになります。朧月夜は以前と変わらず魅力的で若々しいのですって。
 若くて身分の高い正室を迎えただけでなく、独り身に戻った元カノとの復縁。紫の上の心労ははかりしれませんね。

 女三宮との結婚も朱雀院の出家がきっかけでしたが、朧月夜が独り身に戻ったのも朱雀院が出家したからです。
 一見すると源氏とは直接関係ない朱雀院の出家ですが、源氏に大きく関りの波が押し寄せ、それによって紫の上は傷ついてしまっています。

お久しぶり 朧月夜さん
「懲りずま(性懲りもない)」の再会
源氏のオンナ版というイメージ

関連する【別冊】部分はこちら

  • 【別冊】GENJI
    topics 27 元カノ復活の件
  • 🖌Genji Waka Collection

    ~ 涙のみ せきとめがたき 清水にて 行き逢ふ道は 早く絶えにき ~

    朧月夜が六条院(源氏)を拒んだ歌

    ~ 沈みしも 忘れぬものを 懲りずまに 身も投げつべき 宿の藤波 ~

    一晩を過ごし、朝を迎えた六条院(源氏)が朧月夜に贈った後朝きぬぎぬの歌

    ~ 身を投げん 淵もまことの 淵ならで 懸けじやさらに 懲りずまの波 ~

    朧月夜がほんの少しの皮肉をこめて六条院(源氏)に返した歌

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