episode 4. 衝撃の真実
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 19.永遠の人
源氏物語 第十九帖 薄雲
episode 4. 衝撃の真実
Welcome to SenmojiGenji World!!
源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter 19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第十八帖 松風(Chapter 18)まで
明石の君が3歳になった姫君とともに京に上ってきました。
今は都の郊外の大堰に滞在しており、源氏とも3年ぶりの再会を果たします。
初めて会った姫君も可愛らしく、彼女の将来を考えて、源氏は(明石の君より身分の高い)紫の上に養母になってもらおうと考えます。
超ざっくり GENJI
(女性問題を起こして)謹慎生活、都に復帰・復職、大切なオクサマたちとの日々
本章です🎵
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
十九帖 薄雲(Chapter 19)第三話(episode 3)まで
明石の君は源氏の提案通り姫君を養女として紫の上に預けます。紫の上は自身の子でない姫君を愛情豊かに育てます。
桐壺院の妃である女院(藤壺の宮)が亡くなりました。憧れの人の死に源氏は嘆き悲しみます。
episode 4. 衝撃の真実
第十九帖【薄雲】
源氏 31~32歳 紫の上 23歳~24歳
女院(藤壺の宮) 36~37歳
冷泉帝 13歳~14歳
明石の君 22~23歳 明石の姫君 3~4歳
梅壺女御 22~23歳
この頃冷泉帝は13、4歳。今でなら中学生ですね。そんな年頃の男の子がお母さんを亡くした直後に驚愕の真実を知ってしまいました。優しいお兄さん(源氏は藤壺の宮の子ではないので異母兄弟)だと思っていた人が本当のお父さんでした。
そして源氏は元は皇子ですが、今は臣下に下っています。その臣下の子である自分は帝位についていてはいけないと冷泉帝は愕然としてしまいます。
自分の存在が(父と母の)罪の証拠。そしてこの辛さ、哀しみ、動揺を誰にも打ち明けることができません。10代の男の子には衝撃的すぎる真実でした。
衝撃の真実
愛と罪の証
topics 13 紫は悲恋の色?
NEXT is
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません