episode 3. 玉鬘をとりまく人たち
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 24.娘なの? 恋人なの?
源氏物語 第二十四帖 胡蝶
episode 3. 玉鬘をとりまく人たち
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter 24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第二十三帖 初音(Chapter 23)まで
源氏が造営した大豪邸六条院で迎える新年の様子が描かれます。春の町では紫の上や明石の姫君、夏の町の花散里や玉鬘、冬の町では明石御方と新年を過ごす源氏。
宮中行事の男踏歌が六条院にも周って来て、玉鬘は初めて実の兄弟である内大臣の息子たちを見かけます。早く内大臣に自分のことを知らせてほしい玉鬘ですが、源氏は今のところ伝える様子はないようです。
超ざっくり GENJI
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
本章です🎵
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
第二十四帖 胡蝶(Chapter 24)第二話(episode 2)まで
六条院は春を迎えます。秋の町に帰省している秋好中宮さまたちを紫の上は春の町に招待します。爛漫の春、春の町の南庭の池に舟を浮かべた雅な遊びや雅楽の演奏などで春を満喫します。参加した貴族たちはウワサの玉鬘が気になって仕方ないようです。
翌日は秋好中宮さまが秋の町で法事を行います。紫の上が花や歌を贈り、ふたりの春、秋ご自慢は仲良く続いているようです。
episode 3. 玉鬘をとりまく人たち
【超訳】胡蝶 玉鬘十帖
源氏 36歳 紫の上 28歳
玉鬘 22歳
秋好中宮 27歳
夕霧 15歳 柏木 20歳
田舎で育った玉鬘でしたが、六条院で上流階級のお姫様として扱われ、ますます美しくなり、紫の上や花散里との交流で内面の魅力まで磨かれます。
源氏も「年頃の娘を持つお父さん」気分を満喫しているつもりでしたが、他の男に嫁がせるのは惜しいなぁと思い始めました。
紫の上は惚れっぽい性格のオットの心配をしていますね。
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