episode 2. 源氏の悩みと内大臣の憂鬱
GENJI 【超訳】
Part Ⅰ 華やかなる恋絵巻
Chapter 26.ふたりのムスメの明と暗
源氏物語 第二十六帖 常夏
episode 2. 源氏の悩みと内大臣の憂鬱
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter 26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第二十五帖 蛍(Chapter 25)まで
源氏の六条院は初夏です。玉鬘に思わず恋の歌を贈ってしまった源氏ですが、今度は自分の弟である蛍兵部卿宮の玉鬘への恋心を煽るような演出をします。玉鬘は源氏が自分をどうしたいのかわからなくなってしまいます。
花散里は源氏にとって相変わらず癒しの存在です。その花散里が母親代わりを務めている源氏の息子の夕霧は初恋の君の雲居の雁とのことを彼女の父である内大臣(元頭中将)に引き離され、逢えない日々が続いています。
超ざっくり GENJI
元カノの娘の玉鬘との出逢いと大豪邸六条院での暮らし
本章です🎵
源氏の息子夕霧と幼なじみとのハツコイ婚
栄耀栄華を極めた源氏 正室を寝取られる?!
最愛の妻紫の上の旅立ちと源氏のイマサラな大後悔
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
第二十六帖 常夏(Chapter 26)第一話(episode 1)まで
夏を迎えた六条院に若い公達を迎えてもてなします。源氏は内大臣の息子から新しく引き取った姫の話を聞いたりします。
夕方からは玉鬘と過ごし、和琴を弾き内大臣の話を聞かせます。
episode 2. 源氏の悩みと内大臣の憂鬱
【超訳】常夏 玉鬘十帖
源氏 36歳 紫の上 28歳
玉鬘 22歳
夕霧 15歳 柏木 20歳
最新流行のファッションに身を包み、内面も成長してますます美しくなる玉鬘。源氏は「ムスメ以上恋人未満」のような振る舞いですね。玉鬘は源氏の愛人にはなりたくないので早くお父さんの内大臣に紹介してほしいと思っているでしょうね。
内大臣の長女は冷泉帝のお妃さま(新弘徽殿女御)ですが、中宮(皇后)にはなれませんでした。二女の雲居の雁は夕霧との結婚の話もすすまず、だからといって他の人と結婚させるわけにもいきません。そんなところに登場した3番目のお姫様。なかなか濃いキャラクターのお姫様のようです。
久しぶりに登場した雲居の雁。夕霧とはときどき手紙をやりとりするだけで、おばあさまにも会いにも行けません。夕霧と雲居の雁のふたりの恋を応援してあげたいですね。
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