episode 1. 紅梅ファミリーと匂宮
GENJI 【超訳】
Part Ⅲ 激しく流れる恋の川
Chapter 43.匂宮は梅がお好き
源氏物語 第四十三帖 紅梅
episode 1. 紅梅ファミリーと匂宮
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源氏物語の今ここ! We are here!!
【超訳】1000文字源氏物語
PartⅠ 華麗なる恋絵巻
- chapter1 【桐壺】壮大なるSTORY
- chapter2 【帚木】男子会の恋バナ
- chapter3 【空蝉】つかみどころのないカノジョ
- chapter4 【夕顔】年上の彼女と癒しの彼女
- chapter5 【若紫】過ちと略奪
- chapter6 【末摘花】雪の朝の衝撃
- chapter7 【紅葉賀】死ぬまで持っていく秘密
- chapter8 【花宴】似た者同士のふたり?
- chapter9 【葵】オンナのオンネン
- chapter10 【賢木】別れ、別れ、それから密会
- chapter11 【花散里】ココロ安らぐ里
- chapter12 【須磨】とりあえず謹慎します。
- chapter13 【明石】最高のカノジョと最愛の妻
- chapter14 【澪標】命をかけて……
- chapter15 【蓬生】シンデレラストーリー?
- chapter16 【関屋】逢えなくても好き
- chapter17 【絵合】世界にひとつだけの
- chapter18 【松風】ふたりの女性と娘のこと
- chapter19 【薄雲】永遠の人
- chapter20 【朝顔】男女の友情は成立する?
- chapter21 【乙女】小さな恋の物語
- chapter22 【玉鬘】元カノのムスメ
- chapter23 【初音】源氏と六条院の新年
- chapter24 【胡蝶】娘なの? 恋人なの?
- chapter25 【蛍】恋多き父と一途な息子
- chapter26 【常夏】ふたりのムスメの明と暗?
- chapter27 【篝火】恋の炎の行方は?
- chapter28 【野分】美しいひとたち
- chapter29 【行幸】ふたりのお父さん
- chapter30 【藤袴】結婚? 仕事?
- chapter31 【真木柱】翻弄された運命の行先
- chapter32 【梅枝】すれ違うふたり
- chapter33 【藤裏葉】長く遅く遠かった春
PartⅡ 幾重にも広がる恋の水紋
- chapter34-1 【若菜上1】それは水紋のように
- chapter34-2 【若菜上2】さざ波が揺らす心
- chapter34-3 【若菜上3】慶びの春と忍び寄る影
- chapter35-1 【若菜下1】六条院の人びと
- chapter35-2 【若菜下2】春の演奏会とある願い
- chapter35-3 【若菜下3】吹き荒れる嵐の六条院
- chapter36 【柏木】想いを遺し恋に死す
- chapter37 【横笛】親友が遺した想い
- chapter38 【鈴虫】想いが交錯する秋の月夜
- chapter39 【夕霧】堅物な浮気、不器用な本気
- chapter40 【御法】消えゆく紫の露
- chapter41 【幻】思慕、痛恨、後悔、懺悔
- chapter41extra 【雲隠】衝撃の演出
これまでのあらすじ
第四十二帖 匂兵部卿(Chapter 42)まで
源氏が亡くなって8年の月日が流れました。夕霧など源氏の周りの人びとの近況が語られます。今上帝と明石中宮の皇子である匂宮(匂兵部卿)と源氏と女三宮の子である薫のふたりが宮中の憧れの的であり話題を独占しているようです。
薫は幼いころに「父親は源氏ではないのでは?」という噂話を聞いたことがあり、自分の父親が誰なのか、自身の出生には秘密があるのではないかと不安になっています。
匂宮もまだ結婚はしておらず、夕霧をはじめ有力な貴族たちは娘を匂宮か薫と結婚させたいと考えているようです。
超ざっくり GENJI
源氏亡きあとの物語 表向き源氏の息子の薫と源氏の孫の匂宮のダブル主演
本章です🎵
薫と匂宮と宇治の三姉妹とのラブストーリー
Chapter 43. 匂宮は梅がお好き
episode 1. 紅梅ファミリーと匂宮
【超訳】紅梅 匂宮三帖
薫 24歳 匂宮 25歳
久しぶりの登場の真木柱ですね。
玉鬘と結婚した髭黒の娘ですね。髭黒と玉鬘の再婚で母親の実家(紫の上の父の家)で育ち源氏の弟の蛍兵部卿宮と結婚しましたが、死別して紅梅と再婚しました。
真木柱にとって蛍兵部卿宮はお父さんの再婚相手(玉鬘)と結婚したかった人ということになりますね。髭黒と玉鬘との結婚で真木柱は大好きなお父さんと暮らせなくなりました。
蛍兵部卿宮との結婚はあまり幸せなようではなく、宮の御方は授かりましたが死別しました。紅梅とはお互いバツイチ同士ですがようやく穏やかで幸せな生活を手に入れたようですね。
紅梅と真木柱の子である若君を使ってお姉さんのことを聞いているなんて、源氏が空蝉を落としたくて弟(小君)を使っていた(Chapter 3. episode 1. もう一度逢いたい)のと似ていますね。
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