summary 1-1 桐壺～花散里

源氏の父。桐壺更衣と源氏を寵愛する。桐壺更衣を亡くしたあとに容姿がよく似ている藤壺の宮を入内させ中宮とした。

源氏の母。さほど身分は高くなかったが亡き父親の遺言で桐壺帝に入内。帝からの寵愛を受け源氏を出産するが、弘徽殿女御らの嫌がらせを受ける。源氏が３歳のときに亡くなる。

源氏が元服時に結婚した正室。打ち解けない夫婦仲だったが息子夕霧を出産。直後に亡くなってしまう。

伊予の守かみの妻。一夜を過ごした源氏と文の付き合いを続ける。

中流階級のカノジョ。源氏と付き合う前に頭中将とのあいだに娘をもうけている。源氏と隠れ家デート中に変死してしまう。源氏にとって心許せる癒しの存在。

前の東宮妃で未亡人。趣味も教養も高いセレブリティ。源氏を深く愛するあまり、源氏に関わりのある女人たちに恨みをいだくようになる。生霊になっているかもしれない自身を恐れ源氏との別れを決意して娘と伊勢に下る。

源氏の母に容姿が似ている理由で桐壺帝に入内。中宮となる。源氏から求愛され罪の子を宿し出産。桐壺院の一周忌後に出家。源氏の永遠の憧れのヒト。

藤壺の宮の姪で少女のころから源氏が育て、やがて結婚。

都でウワサの深窓の令嬢。頭中将との取り合いの末、源氏が強行突破して付き合うことに。和歌が苦手なユニークキャラ。

源氏の兄、朱雀帝の妃。入内前に源氏と付き合っており、入内後も関係を続けていたが、皆にバレてしまいバッシングを受ける。

源氏の従姉いとこ。源氏の初恋の君だが、朝顔の君が恋人関係になるのを拒む。源氏とは風流な文をやりとりする間柄。

桐壺院の妃である麗景殿女御の妹。源氏が少年のころからの付き合い。源氏にとって心安らぐ存在。

母は藤壺の宮。実の父は源氏だが表向きは桐壺帝の第十皇子として東宮位についている。

源氏と葵の上の息子。母の葵の上が出産後まもなく亡くなってしまう。葵の上の実家で祖父母によって育てられる。

桐壺帝の妃。桐壺帝が寵愛する桐壺更衣に数々の嫌がらせをする。出産した第一皇子は朱雀帝として即位。妹の朧月夜を朱雀帝に入内させる。父は右大臣。

朱雀帝
Suzaku-tei

桐壺帝の第一皇子。源氏の兄。母は弘徽殿女御。自分の妃の朧月夜が源氏と付き合いを続けているのを知っていたが咎めたりせず黙認していた。

父は左大臣で葵の上の兄。源氏の友人でありライバル。夕顔（頭中将は撫子と呼んでいた）と以前付き合っていて娘がいる。

桐壺帝と桐壺更衣の間に生まれる。桐壺帝の第二皇子だが幼くして母を亡くし、帝のはからいで臣下に下り源氏姓を名乗る。憧れの藤壺の宮への想いが満たされないまま数々の女人と付き合い愛を探し求め、愛にさすらう。